2025-10

熱-光-電場-磁場

人類の生活に大きな影響を与える太陽磁場の成因

太陽のプラズマ中でプロトンが豊富な部分や電子が豊富な部分が生じると、その部分は電荷を持つことになり、それが動くことによって周囲に磁場を発生させる。太陽の磁場は、地球のように単純なN極とS極という構造ではなく、細かで複雑な多磁極構造を取っている。
熱-光-電場-磁場

太陽の活動は高まり続けるため地球はやがて灼熱地獄になる

現在の太陽は、138億年前に起きたというビッグバンから96億年後に誕生し、そこから既に46億年が経過している。〝陽子-陽子連鎖反応〟の原料であるプロトン(水素の原子核)は、今から約50億年後には枯渇すると考えられており、太陽は終末期を迎えることになる。それまでに太陽のエネルギー放射は増し続けることになり、地球は約8億~10億年後には灼熱地獄と化す。
熱-光-電場-磁場

ヒトは他の多くの動物と同様に地磁気を感受するシステムを持っている

ヒトに対して地磁気と同等の強度で方向が変化する人工的な磁気刺激を与えたところ、磁力線が斜め下向きの場合に、その方角変化が認識され、脳波にも変化が現れた。ヒトが地磁気を感受する部位として可能性が高いとされているのは、三叉神経脳幹核と前庭核である。なんとなく調子が悪い場合、乱れた磁場が原因である可能性が高い。
熱-光-電場-磁場

青色光を浴びると太り難い体になる

青色光は白色脂肪細胞に備わっているオプシン3やオプシン4を介して貯蔵脂肪の分解を促したり白色脂肪細胞の褐色化を促したりする。また、白色光は褐色脂肪細胞やベージュ脂肪細胞に備わっているオプシン3を介して脂肪酸やブドウ糖の取り込みを促進し、ミトコンドリアはそれらが持つエネルギーを熱として放散する。
熱-光-電場-磁場

傷の修復の仕上げにはOpn3が受容する青色光が必要である

皮膚に生じた傷を出来るだけ早く治すには太陽光を当てるのが最も良い。何故なら、太古から陸上動物が行ってきた方法であり、治癒を進めるための基本条件になっているからである。科学的な理屈をつけるのならば、太陽光には、創傷治癒 を全体的に促進させる遠赤外線、近赤外線、赤色光、そして治癒の最終段階を促進させる青色光が多量に含まれているからである。
人体のメカニズム

頭部にて検出できるバイオフォトンは脳活動に応じて変化する

脳内で放出されたバイオフォトンは、頭の外から計測することが可能である。そのバイオフォトンの強度は、体の活動状態によって変動する。脳内から頭の外までは種々の膜や頭蓋骨や頭皮があるが、バイオフォトンはそれらを透過して頭の外にまで達することになる。逆に、頭に当たった光は、脳に到達するまでに減衰してバイオフォトンのレベルの弱い光になり、ニューロンの活動に影響を与える可能性は大いにある。