熱-光-電磁波のカテゴリー

人体のメカニズム

入浴関連死の最多原因はヒートショックなどではない

脱衣所や洗い場が寒くても、そこでの事故発生は少ない。死に至っているのは、殆どが自宅の浴槽内である。自宅の浴槽内で死に至った例の約7割が、顔面水没(溺死)であり、その他は、熱い湯による熱失神である。浴槽内でなぜ起き上がれないのかと言えば、意識が消失するからであり、その最大原因は起立性低血圧、転倒時の強打、熱失神のためである。
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体の深部を効率良く加温する方法

ラジオ波はマイクロ波よりも波長が長く、水分子による吸収率が低い(減衰し難い)ため、体の深部まで穏やかに加温することが出来る。体の深部を加温したいという目的があるのならば、最良の選択肢としては〝ラジオ波治療器(ラジオ波温熱治療器)〟を用いることである。
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がんを治すも防ぐも基本は温めることである

血流が悪い腫瘍微小環境は、外部から加温されやすい。そのため、温熱療法を行うことによって、効率よく加温することが出来る。39~41℃まで加温することによって、免疫細胞の浸潤と活性化が促進される、腫瘍微小環境で起こっている免疫抑制メカニズムを打ち消すことができる。
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遠赤外線の直接的な創傷治癒促進メカニズム

遠赤外線(FIR) は、Notch1 シグナル伝達経路を刺激することによって、ケラチノサイトの移動と増殖を促し、創傷治療を促進する。なお、ケラチノサイトとは、皮膚の表皮層を構成する細胞である。太古より、動物と戦って怪我をしたとき、その治癒を早めてくれたのは火であった。遠赤外線の他、近赤外線や赤色光も有効である。
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痛いところに手を当てる理由

痛いところに手を当てる理由は、1. その行為が本能として備わっているため。2. 触覚や圧覚を優先させることによって、痛覚が抑制されるため。3. 壊れたかも知れない組織を物理的に保護するため。4. 出血の可能性もあるため、圧迫によって止血するため。5. 圧迫によって急性炎症を緩和するため。6. スキンシップによって痛みを緩和するため。7. 患部に遠赤外線を送るため、である。
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強い動電場に身を置くことは必ずしも悪くはない

マウスを入れたケージの上下に平板電極を設置し、それに50Hzの交流電源によって、10kV/mの高強度の動電場を掛ける。マウスを筒の中に居れて固定すると、心身のストレスによってグルココルチコイドの濃度が高まっていくが、50Hzの電場を掛けておくと、その高まりが抑制される。
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磁気ネックレスの生理的効果はどれぐらいなのか

磁気ネックレスによって作られた磁場の存在するところに血液中の陽イオンや陰イオンなどの荷電粒子が侵入し、血流に乗って進むと、その粒子にローレンツ力が生じて進路を変えられることになる。多くの場合は、その荷電粒子は螺旋運動をすることになる。
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人体のアーシングについて

地球と人間の正しい関係は、地球に体を密着させながら生きることである。市街地の一般家庭にて効率よくアーシングするには、電源コンセントに設けられているアース端子(D種接地)に、専用のアーシングマットを接続して利用するのが適切である。
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静電場を細かく変化させて体内の水分子を揺らせる

静電気が作り出す〝場〟が〝静電場〟である。電場は、どのような材質の物の内部にも及び、そこに電気を帯びた物質があれば、それに力を及ぼすことになる。静電場を比較的低い周波数で変化させると、体内の水分子が追随して揺れるようになる。それによって体に様々な好影響が及ぼされる。
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紫外線が不足すると却って皮膚ダメージや老化が進む

コレステロールの前駆物質の一つが 7-デヒドロコレステロールであり、皮膚において紫外線が当たるとプレビタミンD3 になる。この多くは自然発生的にビタミンD3となるが、プレビタミンD3に紫外線が当たるとタキステロールやルミステロールが生じ、ルミステロールは皮膚の老化を抑制する。
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電子レンジの悪影響は?

電子レンジは危険なのか?それとも安全なのか?電磁波の問題を含め、色々な観点から電子レンジを見直してみる。そもそも、熱いものを食べる習慣は、口腔内や喉の部分の粘膜損傷、更には発がん率を高めるので、絶対にやめておくべきである。
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赤い光は修復開始の合図である

赤い光は一日の終わりを告げると共に、細胞レベルでの修復作業を開始する信号として使われている。また、赤色光と近赤外光の光子が、光受容体であるシトクロムcオキシダーゼ(電子伝達系の複合体Ⅳ)に当たると、ミトコンドリアにおける酸素利用能が高まるため、ATPの産生量が増加する。
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日光は確実にがんを遠ざける

大腸がん罹患率は赤道付近で低く、高緯度になるほど高くなる。乳がんリスクは紫外線に多く当たるほど低くなる。全てのがんの罹患率はUVBに多く当たっている人ほど低い。以上のことから、日光ががんを遠ざけることは明らかである。目(水晶体)、顔面、光老化が気になる部位以外には、出来るだけ多く太陽光を当てよう。
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真の熱中症対策は、発熱し難い体を作ることである

現代人の多くは季節感の無い人工環境にて生活しているため、夏場において低下するはずの甲状腺ホルモン濃度が高止まりのままである。そのため、暑い時の体熱産生量が低下せず、熱中症リスクを高めている。解決方法は、自然の環境変化をそのまま受け入れて、自然な生活をすることである。
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ビタミンDを皮膚で作らせるには波長の短いUVが必須である

皮膚でビタミンDを生合成させるために必要な紫外線の波長は270~290nmであり、これはUV-BからUV-Cに属する短い波長の紫外線であるため大気の層で吸収されやすく、太陽高度が低くなる冬場や正午から離れた時間帯ではビタミンDの生合成は出来なくなる。
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昔は竈から放射される近赤外線も乳がん予防に役立っていた

がん細胞内に蓄積したプロトポルフィリン9に近赤外線が当たると多量の活性酸素種が生じる。がん細胞は、活性酸素種を消去する機能の発現を見合わせているため、多量に生じた活性酸素種によって死滅してしまう。
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