2025-05

抗老化-アンチエイジング

首のシワやタルミは広頚筋のトレーニングで緩和される

首の部分のシワやタルミに最も大きく関係している筋肉は広頚筋(こうけいきん)である。この筋肉は首の前部の表層に存在していて、薄くて面積の広い筋肉である。大きな力を発揮できないため、口角を斜め下に引き伸ばす程度の働きしか担っていない。そのため、通常の日常生活では鍛えられ難いので、敢えて筋トレをする必要がある。
人体のメカニズム

歌唱は人間を総合的に鍛え上げる

歌唱は、早歩き(時速6キロメートル)と同等以上の活動量になる。また、身体面だけでなく、精神面、教育面、社会面/感情面でも数々の恩恵をもたらしてくれる。施設などにおける音楽療法では、皆で歌うことによって認知機能の改善率が更に高まることが確認されている。
栄養-栄養素

カルニチンは場合によっては不足し脂質代謝に影響する

カルニチンは、特に草食動物の肉に多く含まれるが、植物には極微量にしか含まれていない。そのため、植物食を繰り返している人はカルニチン不足に陥る。また、特に運動後には尿中への排泄量が増えるため、摂取量を増やす必要がある。或いは、体内におけるビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンが不足することによって生合成量が低下するため、そのような場合も摂取量を増やす必要がある。
心理-精神

名誉や地位を追い求めた人は早めに亡くなられている

「名誉」を追い求めた人の死亡率が最も高かった。次に死亡率が高かったのは「地位」を追い求めた人であった。人は、そのようなもののために生きるべきではないと考えられる。 逆に、死亡率が最も低かったのは「仕事」を大切にしてきた人であった。人は、世のため人のために仕事をしていると、神はその人を長生きさせようとする。
運動-健康

運動中の筋肉から出る主要なマイオカインの全貌

運動しなければならない理由は、一般的に言われている運動の効果が得られること以外に、運動によって筋肉が収縮すると種々のマイオカインが放出され、それが体の各部分に届き、そこで健康の維持・増進にとって極めて重要な働きをするからである。
脳-能力

先に軽運動してから学習し4時間後にも運動する

記憶力を高めるには、先に軽く運動してから学習し、学習の4時間後にも運動する、ということが大切である。そして、運動しない場合と、運動した場合の差は、学習から1.5ヵ月~2ヵ月後に最も強く出る、ということである。このような仕組みになっているのは、私たちの祖先の生活パターンが原因である。
人体のメカニズム

呼吸を使い分けて運動パフォーマンスを高める

呼吸を使い分けて運動パフォーマンスを高めるには、素早い反応が要求される時は息を止める、最も強い筋力が必要なときは叫ぶ、叫べない状況の時は息を止めたままにする、正確な動きが必要な時はゆっくり息を吐く、ということが基本になります。
五感

赤・緑・青を使い分けて運動パフォーマンスを調節する

総合的に見て、運動能力が最も高まるのは、赤色の光線が多く目に入るときであり、それは赤色の光線下や、赤色をしている物(ユニフォーム、道具など)を見ているときである。驚くべきことに、全身反応時間も短くなり、動作の正確さも向上する。赤の波長が網膜に達したとき、運動能力上昇のスイッチが入ると考えられる。
天然物質-植物成分

森林浴でα-ピネンを吸えば病気知らず

特に、スギ、ヒノキ、マツなどの常緑針葉樹林にて森林浴をすると、α-ピネンを主要な成分とするフィトンチッドを吸うことになる。α-ピネンを吸うと、ストレスが大いに軽減され、心血管系疾患、虚血性脳疾患、がん、統合失調症などの精神科の病気などが防がれたり、それらが治癒に向かったりする。