皮膚表面には、常在細菌・常在ウイルス・常在真菌が層を成し、外界からの侵入を防ぐ生態系が形成されています。本カテゴリでは、その働きと、清潔志向がもたらす影響について考察します。
皮膚常在菌 皮膚のトラブルを未然に防ぐ方法 ―皮膚表層生態系を守る
皮膚のトラブルの多くは、皮膚の表面に存在している皮膚表層生態系の破壊によって生じます。この記事では、皮膚表層生態系の破壊を進めることになる日常的行為と、皮膚表層生態系を守るために日常的にできることを紹介します。
皮膚常在菌 皮膚常在菌は、どこから来て、どのように維持されるのか
皮膚表面には1平方センチあたり数百万の微生物が暮らし、皮膚表層生態系(skin surface ecosystem)として私たちを守っています。そのうち、皮膚常在菌は、どこから来て、どのように維持されるのか、最新の知見に基づいて解き明かします。
皮膚常在菌 皮膚表層生態系の不健全さが原因で起こりやすい皮膚トラブル・ベスト10
皮膚の乾燥、かゆみ、湿疹、アトピー悪化などの背景には、皮膚表層生態系の不健全さがあります。常在細菌・真菌・ウイルスと皮脂膜が形づくる“生きたバリア”の役割と、乱れたときに起こる皮膚トラブルを整理します。
皮膚常在菌 手を洗うと付着したインフルエンザウイルスが死ななくなる
洗わない手には、RNAウイルスであるインフルエンザウイルスの遺伝子RNAを分解する〝リボヌクレアーゼ〟が存在している。手を洗うとリボヌクレアーゼが洗い流されると共に、リボヌクレアーゼの産生を促していた細菌も洗い流される。結果として、手洗いは感染者を増やすことになる。
皮膚常在菌 手を洗うとバイ菌が付きやすくなる
健全な皮膚表面のマイクロバイオームは、病原性の高い微生物やウイルスの定着・増殖・侵入を防いでくれている。石鹸で丁寧かつ頻繁に洗う習慣を付けると、マイクロバイオーム・バリアやケミカル・バリアが失われるため、病原体の角質層への付着が容易になり、他人に広げてしまう(媒介してしまう)リスクが高まる。