がん-癌

人間より私たちの細胞の方がかなり賢い

がん細胞は腫瘍微小環境(TME;がんニッチ)と呼ばれる砦(とりで)を作っており、通常の(攻撃のための)免疫細胞は内部には入って行けない。しかも、人間が毒(人工的な異物)を浴びせると、がん細胞を守るための免疫細胞の力が増す。更に、中心付近に在るがん幹細胞は休眠しながらも、薬剤(毒)耐性を身に付け、数年後の反撃に備えることになる。
がん-癌

いまだに使用頻度の高い免疫チェックポイント阻害薬の真実

ニボルマブ(商品名:オプジーボ)を投与された患者は、一般的な抗がん剤を投与された患者よりも長生きできない。また、ニボルマブを投与された患者は、一般的な抗がん剤を投与された患者よりも、病状の進行が速い。日本では、不都合なデータはいつも隠蔽される。
がん-癌

がん予防および克服のための基本(全がん対象)

がん予防および克服のための基本は、【1】 がんが生じる体内環境を作らない、 または、がん化に至った原因を解消する、【2】 がんを抑制する物質を摂る、【3】 がんが抑制される生活をする、ことである。
生命-進化

日本人は独特だが個人差も大きい

縄文人は狩猟採集生活に適した体質を持っているが、東アジア人は稲作農耕生活に適した体質を持っている。現代日本人は両者の混血であるが、人によって両者の比率が異なっているため、一定の型に当てはめようとしてはいけない。日本人は独特だが個人差も大きい。
天然物質-植物成分

慢性的な酷い疲労を解消するためのファイトケミカル

慢性的な酷い疲労を解消するためのファイトケミカルのお勧めは、ケルセチン、レスベラトロール、ウルソール酸、没食子酸である。なお、これに加えて一般的に言われる次のような物質(ビタミンB群(B1,B2,B6)、ビタミンC、コエンザイムQ10、クエン酸、イミダゾールジペプチド、タウリン、BCAA、アスパラギン酸、マグネシウム、鉄 など)を摂取すると良い。
休息-睡眠

ヘルペスウイルスは、あなたが疲れるのを待っている

ヘルペスウイルスのうち、HHV-6は1週間程度の疲労の蓄積、HHV-7は1ヶ月以上の疲労の蓄積を調べるのに有効だとされている。疲労が完全に解消されずに慢性化すると、HHV-6をはじめとしたヘルペスウイルスによる弊害と、増え過ぎたマクロファージによる弊害が重なるため、充分な休養を取らなければならない。
休息-睡眠

〝疲労〟と〝疲労感〟は異なる

より大きな問題になるのは、実際には疲労しているのに〝疲労感〟を感じず、「自分は元気だ」と感じる人の場合である。〝疲労感〟は心理的なものであるため、仕事に燃えている人、或いは、昔によくあったモーレツ社員のような人は、実際には疲れていても〝疲労感〟を感じずに仕事に没頭してしまう。
生命-進化

水中では陸上で出来ない訓練が出来る

人類の祖先は海中に生まれ、魚類にまで進化した。その後、川に移動し、両生類へと進化した。そのため、体の基本設計は、水中で生活するためのものになっている。従って、出来るだけ多くの時間を水中での活動に切り替えることによって、体の調子を本来の状態に戻すことが可能になる。
抗老化-アンチエイジング

首のシワやタルミは広頚筋のトレーニングで緩和される

首の部分のシワやタルミに最も大きく関係している筋肉は広頚筋(こうけいきん)である。この筋肉は首の前部の表層に存在していて、薄くて面積の広い筋肉である。大きな力を発揮できないため、口角を斜め下に引き伸ばす程度の働きしか担っていない。そのため、通常の日常生活では鍛えられ難いので、敢えて筋トレをする必要がある。
人体のメカニズム

歌唱は人間を総合的に鍛え上げる

歌唱は、早歩き(時速6キロメートル)と同等以上の活動量になる。また、身体面だけでなく、精神面、教育面、社会面/感情面でも数々の恩恵をもたらしてくれる。施設などにおける音楽療法では、皆で歌うことによって認知機能の改善率が更に高まることが確認されている。
栄養-栄養素

カルニチンは場合によっては不足し脂質代謝に影響する

カルニチンは、特に草食動物の肉に多く含まれるが、植物には極微量にしか含まれていない。そのため、植物食を繰り返している人はカルニチン不足に陥る。また、特に運動後には尿中への排泄量が増えるため、摂取量を増やす必要がある。或いは、体内におけるビタミンC、鉄、ビタミンB6、ナイアシンが不足することによって生合成量が低下するため、そのような場合も摂取量を増やす必要がある。
心理-精神

名誉や地位を追い求めた人は早めに亡くなられている

「名誉」を追い求めた人の死亡率が最も高かった。次に死亡率が高かったのは「地位」を追い求めた人であった。人は、そのようなもののために生きるべきではないと考えられる。 逆に、死亡率が最も低かったのは「仕事」を大切にしてきた人であった。人は、世のため人のために仕事をしていると、神はその人を長生きさせようとする。
運動-健康

運動中の筋肉から出る主要なマイオカインの全貌

運動しなければならない理由は、一般的に言われている運動の効果が得られること以外に、運動によって筋肉が収縮すると種々のマイオカインが放出され、それが体の各部分に届き、そこで健康の維持・増進にとって極めて重要な働きをするからである。
脳-能力

先に軽運動してから学習し4時間後にも運動する

記憶力を高めるには、先に軽く運動してから学習し、学習の4時間後にも運動する、ということが大切である。そして、運動しない場合と、運動した場合の差は、学習から1.5ヵ月~2ヵ月後に最も強く出る、ということである。このような仕組みになっているのは、私たちの祖先の生活パターンが原因である。
人体のメカニズム

呼吸を使い分けて運動パフォーマンスを高める

呼吸を使い分けて運動パフォーマンスを高めるには、素早い反応が要求される時は息を止める、最も強い筋力が必要なときは叫ぶ、叫べない状況の時は息を止めたままにする、正確な動きが必要な時はゆっくり息を吐く、ということが基本になります。
五感

赤・緑・青を使い分けて運動パフォーマンスを調節する

総合的に見て、運動能力が最も高まるのは、赤色の光線が多く目に入るときであり、それは赤色の光線下や、赤色をしている物(ユニフォーム、道具など)を見ているときである。驚くべきことに、全身反応時間も短くなり、動作の正確さも向上する。赤の波長が網膜に達したとき、運動能力上昇のスイッチが入ると考えられる。