がん-癌

がん総論Ⅱ ― 第1章 がんを治す第一歩 ― がんニッチを攻略する

直径が5mm程度にまで成長したがん組織の中には、数千個~数万個の“がんニッチ”が存在している。このがんニッチが内部のがん幹細胞を守っており、いわばシェルターのような役割を果たしている。がん治療のためには、先ずはこのシェルターを攻略しなければ、何事も始まらない。
がん-癌

がん総論Ⅰ-第3章 がんが退縮していく人に見られる共通パターン

がんが退縮していく人には共通したパターンが存在する。自然との接触が多い、生活が整う、心が整う、体内環境が整う、細胞の判断が変わる、miRNA の方向性が変わる、などである。これらは、細胞が「がん細胞を、もう維持しなくてよい」と判断できる条件へと向かわせることになるのである。
免疫

ヒト免疫システム総覧(2026年版)

『ヒト免疫システム総覧(2026年版)』を公開しました。これは、免疫細胞の役割・攻撃方法・がん免疫回避までを一枚にまとめた保存版のPDFです。最新の知見をもとに整理した2026年版となります。
がん-癌

がん総論Ⅰ-第2章 なぜ、がんになるのか ― 細胞が“変身せざるを得なかった理由

細胞が、がん細胞という形態を選ぶ背景には、必ず“環境の破綻”がある。細胞内の代謝が維持できず、外側の環境からも支えられず、通常の姿では生きられないと判断したとき、細胞は生命史に刻まれた古い能力を解放し、緊急事態に適応する形態へと移行する。即ち、細胞が追い詰められた末に選ぶ、生存のための最終手段なのである。
抗老化-アンチエイジング

私が活用している美容法「フラクタル美容」

私が活用している「フラクタル美容」とは。 私の大好きなアインシュタインの言葉に、こんな言葉があります。 「すべてはエネルギーだ」 私たちの体の生命の最小単位は細胞。けれど、そこからもっともっと小さくしていくと、分子、原子、さらにミクロの世界――量子力学の世界へ。そして、さらにさら...
がん-癌

がん総論Ⅰ-第1章 がん幹細胞の正体 ― がんの“根っこ”にある細胞とは

がんには「根っこ(がん幹細胞)」がある。がん幹細胞は“壊れた細胞”ではなく“超高性能な適応形態”。遺伝子変異は“原因”ではなく“結果”。ALDH高発現は生存戦略の中核。標準治療はがん幹細胞を残し、強化する。がん幹細胞を弱めるには「環境の正常化」が必要。
がん-癌

がん総論Ⅰ-序章 がんを「叩き潰す」治療がうまくいかない理由

この記事は、これから始まる「がん総論Ⅰ」の序章である。必要が無いのならこのような記事を書く必要もないが、現代医療はがんを“敵”とみなし、がん細胞を力づくで破壊しようとすることに大きな誤りがある。それをするからこそ、細胞は更に強い生存戦略を発動してしまうのである。
がん-癌

がんは〝構造〟で理解できる 〜恐怖の対象から理解可能な生命現象へ〜

今回、AI(Copilot)に「がんについて」語ってもらったので、その内容の骨子をお伝えする。このブログ記事は、それのサワリだけを紹介するものであるが、今後はAIの視点における、がんとは何か、がん幹細胞の弱点、がんニッチの構造、退縮とは何か、退縮の3階層モデル、症例編、実践編、未来編、読者への手紙、などの記事を予定している。
運動-パフォーマンス

身体の老化を防ぐ鍵は〝ヒアルロン酸の質〟にあった ──ファシアの滑走性を高めるための栄養学的アプローチ

ファシアの滑走性を高めたり維持したりするためには、ヒアルロン酸の〝量〟ではなく〝質〟を高めたり維持したりすることが本質である。前回に紹介した行動面での6つの対策に加え、今回紹介する栄養面での対策を行うことによって、滑走性が低下してしまったファシアや筋膜を回復させることが可能になる。
人体のメカニズム

骨に必要なのは硬さではなく、しなやかさと弾力

昨年の12月は、清水所長の「カルシウムシリーズ」がとてもわかりやすかったですね。本当に重要なテーマだと思うので、今回は私自身の体験談もお伝えしたいと思います。 私自身、まさに「牛乳神話」の犠牲者でした。子どもの頃から冷蔵庫には常に牛乳がありましたし、給食でも毎日飲んでいました。そ...
運動-パフォーマンス

身体の老化の正体は〝筋膜の滑走性低下〟だった ─その最大原因はヒアルロン酸の物性変化である

身体の老化の正体は、筋膜の滑走性低下である。正常な深筋膜層は、通常のヒアルロン酸による結合組織で隔てられており、それによって複数の隣接する層が滑走することが可能になる。一方、機能不全の深筋膜層は、ヒアルロン酸の分子鎖が短く、その小さな断片では潤滑でなく接着性となり、滑走性が低下することになる。
運動-健康

老化抑制のために食後にはエクササイズスナックを!

食後にエクササイズスナックとして2分間の階段昇降を行うことによって、食後の血糖値スパイクをある程度抑えることが可能になる。その結果として、抗老化が期待でき、老化関連疾患の予防にも繋がり、下半身の筋力アップもできるので、ぜひ日常生活に取り入れてみてほしい。
天然物質-植物成分

発酵七草粥で心と身体を整える

一月七日は、年末年始で疲れた胃腸を休めるために、七草粥をいただく日として知られています。この日に、邪気を払い無病息災を願い、七つの若菜を入れた粥を食べて一年の無事を願ったと伝えられています。 寒い雪の下で、春を待ちながら芽吹く若菜には、冬を越えた命の力が宿ると、昔の人は考えていま...
五感

食と心 ~食べ方編~

こんにちは♪高橋美保子です。いつもお読みいただきありがとうございます。 今年も皆さまが、さらに心も身体も健康で若返るための発信をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、心身ともに健康で生きていくにあたって、細胞の視点から見ても「食と心」がとても大事だと感じています。...
人体のメカニズム

正月4日間で体重が3.0kg 増えた場合に何が増えたのか?

最終結論としては、正月明けの体重3kg増加など、特に気にする必要は無いということである。それよりも、問題になるのは、慢性的な体脂肪率の過剰や過少、慢性的な栄養素の不足である。7大栄養素(タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、食物繊維、ファイトケミカル)を、それぞれ適量摂り、一定の運動量を維持し、快活な精神状態を維持することが、健康維持にとって重要である。
抗老化-アンチエイジング

抗老化(アンチエイジング)のためには「1年が短く感じる」ほうが良い

実際のところ、人生は「太く短く」か、「細く長く」かの、どちらかである。なかなか、太く長くは難しいものである。高齢になるほど、ゆっくり・ゆったりと生きている人ほど、80歳代や90歳代でも若々しいことが多い。避けるべきことは、「時は金なり」「毎日を全力で生きる」「精一杯生きる」ことである。
天然物質-植物成分

餅の科学 ―ヒトはなぜ餅(mochi)を食べるのか

もち米は、遥か昔にイネに偶然に生じた突然変異を、古代の人が見過ごさずに拾い上げ、増やし、その神がかった性質ゆえに神事に使うという、文化的に非常に大きな存在にまで成長させられた希少な食材です。正月にはぜひ、お餅を戴くことにしましょう。