天然物質-植物成分 ハコベ(コハコベ)もまた万能薬であった コハコベには、アピゲニンの各種配糖体が多く含まれると共に、各種芳香族カルボン酸の配糖体も含まれ、その他にも種々のアルカロイド、サポニン、タンニン、テルペノイド、フェノール化合物の存在が確認されている。その結果、抗炎症、抗酸化、抗菌、抗真菌、抗肥満、抗糖尿病、抗不安、鎮痛、鎮痒、止血など、多くの疾患を改善させるための基本的かつ幅広い薬理活性を示す。 2025.03.31 天然物質-植物成分
天然物質-植物成分 ぺんぺん草(ナズナ)は白内障も予防する ナズナに新たに発見された効能として、水晶体の濁り低減、酸化ストレスの抑制、水晶体上皮細胞のアポトーシスの抑制があり、これは白内障を予防するための画期液な方法になる。その他、近年に発見されたナズナの効能として、抗がん作用、抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用、肝保護作用などもある。 2025.03.29 天然物質-植物成分抗老化-アンチエイジング
天然物質-植物成分 ケルセチンは松葉からも摂れる ケルセチンまたはケルセチン配糖体は、普通なら捨てられてしまう運命にある松葉にも多く含まれている。また、松葉ならではのα-ピネンが含まれている。ケルセチンの万能とも言える健康効果は言うまでもないが、α-ピネンはリラクゼーション、ストレス軽減、記憶力などの脳力の向上、血行促進などをもたらしてくれるため、松葉は捨てずに乾燥粉末にして摂取したいところである。 2025.03.27 2025.03.28 天然物質-植物成分抗老化-アンチエイジング
栄養-栄養素 ケイ素を摂りたければスギナを利用すればよい スギナには、極めて多くのケイ素が含まれている。人体におけるケイ素の役割は、結合組織におけるコラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の生合成や、骨芽細胞への分化促進に関与している。その他、消化管におけるアルミニウムの吸収抑制や、腎臓におけるアルミニウム排泄に関わっている。 2025.03.25 2025.03.26 栄養-栄養素天然物質-植物成分
天然物質-植物成分 フキノトウの苦味成分「ペタシン」の抗がん作用 ペタシンは、特にフキノトウに多く含まれている苦味成分である。ペタシンには、細胞レベル、及び動物実験において、様々ながんに対する、強力な抗がん作用が確認されている。その他、フキノトウは昔から生薬として用いられており、その効能に加えて抗がん作用をも得られることになる。 2025.03.23 天然物質-植物成分がん-癌
栄養-栄養素 タケノコが5月病を防いでいた タケノコの大きな特徴は、アミノ酸のチロシンの含有量が非常に高いことである。チロシンを摂取することによって、フェニルアラニン不足による抑うつ状態が解消され、集中力が高まり、エネルギーレベルや活力の低下が解消され、メラニン生合成不足による白髪の増加が解消される。 2025.03.21 2025.03.22 栄養-栄養素
栄養-栄養素 鉄剤や鉄サプリの利用は不足が確認されたときだけ 血漿中にもフェリチンが微量に存在するため、その濃度を測定することによって、体内における貯蔵鉄の存在量が推定される。鉄不足は50歳未満の女性の45~50%に見られる。しかし、鉄不足でない人が、鉄剤や鉄サプリメント(または、鉄入りマルチミネラル)を常用すると、容易に鉄過剰症を生じる。 2025.03.17 栄養-栄養素
天然物質-植物成分 白髪を黒髪に変えるファイトケミカル 白髪を黒髪に戻したり、白髪化を防いだりするために有効なファイトケミカルは、ルテオリンおよびステルビンである。最も有効な方法は、これらを含んだ溶液を頭皮に塗ることである。なお、効果は少し弱くなるが、経口投与することでも同様の効果が期待できる。 2025.03.14 2025.03.15 天然物質-植物成分サプリメント抗老化-アンチエイジング
天然物質-植物成分 ネトル(セイヨウイラクサ)はファイトケミカルの宝庫 ネトル(セイヨウイラクサ)はファイトケミカルの宝庫であり、ケルセチン、EGCG、カテキン、アピゲニン、ルテオリン、ゲニステイン、ナリンゲニン、ルチンなど、優れた作用を発揮するフラボノイドが多種類かつ高濃度に含まれている。まさしく万能であるが、花粉症に対しても優れた効果が発揮される。 2025.03.12 2025.03.13 天然物質-植物成分疾患-予防医学
天然物質-植物成分 花粉症対策にはメチル化カテキンを含む茶が良い メチル化カテキン(EGCG3"Me)のほうが高い抗アレルギー活性を示す。それは、体内への吸収率が高いことが理由であるとされている。花粉飛散が始まる前からの「べにふうき」の「長期飲用」をすると、その抗アレルギー効果が一層高まる。 2025.03.10 天然物質-植物成分疾患-予防医学
環境問題 歳と共に血圧が上がるのは当たり前ではない ヤノマミ族(Yanomami)は、年齢が高まっても最高血圧が100mmHg前後、最低血圧が60mmHg前後のまま維持される。生活習慣病も皆無である。しかし、彼らの体には、違法に金採掘を行う業者が撒き散らした水銀によって体が蝕まれ、寿命は50歳前後になってしまっている。 2025.03.07 環境問題人体のメカニズム
人体のメカニズム ガムではなく硬い木を噛むと認知機能が高まる ガム咀嚼前後では有意な変化は見られなかったが、硬い木の棒咀嚼前後では、咀嚼後の脳内グルタチオン濃度が統計学的に有意に増加した。結局、軟らかい物を頑張って噛んで咀嚼回数を増やしても、認知機能に対してはあまり大きな効果は無い。一方、硬いものを休み休み5分間噛んだだけでも認知機能が高まるのである。 2025.03.05 人体のメカニズム
天然物質-植物成分 褐藻に含まれるフコイダンは消化管粘膜に直接作用する フコイダンに期待される最も重要な効果としては、消化管の内壁粘膜に生じるがんに対する〝抗がん作用〟を挙げることができる。それは、フコイダンの消化率や吸収率が低いからこそ、大腸や直腸にまで届いてフコイダンとしての作用を発揮できるからである。 2025.03.03 2025.03.04 天然物質-植物成分がん-癌
栄養-栄養素 海水中の微量ミネラルを届けてくれるのは海藻である 海藻は、見た目は植物のように見えるが、分類上は植物ではなく〝藻類〟である。そして、植物とは多くの異なった仕組みで生きており、微量ミネラルを体内に濃縮させることが大きな特徴である。そのため、日頃の食餌に少量の海藻を加えるだけで、必須微量ミネラルを補給することが可能になる。 2025.02.28 栄養-栄養素
栄養-栄養素 必ず入れたい10種類の食材 食事に必ず入れたい食材のベスト10を挙げた。本来、私たちが食事をする目的は、5割が自分のため、5割が腸内細菌のためである。今回選んだ食材の頭文字を順に並べると「子ヤギには深き価値」ということになったので、活用いただければと思うところである。 2025.02.26 2025.02.27 栄養-栄養素
サプリメント 日常的に摂るべきだと考えられるサプリメントの一覧 今回は、日常的に摂るべきだと考えられるサプリメントをまとめて一覧表にしましたので、それを紹介いたします。各物質の必要度を10段階評価にて示し、それぞれについて「一口メモ」を入れておきましたので、検討する場合の参考にしていただければと思います。 2025.02.24 2025.02.25 サプリメント