飲食の在り方や、消化・吸収に関連した内容を扱うカテゴリです。
飲食-消化吸収 蓄積しない毒──現代人が最も悪影響を受けている危険物質
現代人が最も健康被害を受けている「蓄積しない毒」を科学的に整理。単純糖質、アルコール、脂質、精製塩、カフェインなど、日常的に大量摂取される代謝毒の本質と危険性を解説し、誤解されがちな農薬・食品添加物との違いを明確化します。
人体のメカニズム アルコール代謝の第二段階:個人差の最大原因であるALDH2の遺伝子多型
アルコール代謝の第二段階を担うALDH2の働きと、NN型・ND型・DD型という遺伝子多型が生む体質差を解説。日本人に多い「酔いにくいのにしんどくなる」体質の背景を、ADH1Bとの組み合わせから丁寧に紹介します。
人体のメカニズム アルコール代謝の第一段階:ADH1の役割と日本人の体質
エタノール代謝の第一段階を担うADH1の働きと、日本人に多いADH1B2型の体質的特徴を解説。酔いにくいのに“しんどくなる”理由、東アジア型と欧米型の違い、進化的背景まで丁寧に紹介します。
飲食-消化吸収 微量なアルコールの生理学的なメリット
微量なアルコール(エタノール)が生理学的メリットを生む量は1〜5ml。毒性を避けつつメリットだけを得るための濃度・量の計算、ビールの扱い方、ノンアルとの混ぜ方などを科学的に整理した記事です。
飲食-消化吸収 酒類の健康効果と飲酒許容範囲
「酒は百薬の長」は本当か? 酒類ごとの成分を比較し、メリットとデメリットの比率、健康影響スコア、飲酒許容範囲を体系的にまとめました。AI回答の極端さに惑わされず、種類×成分×量で酒の本質を理解するためにご活用ください。
五感 食と心 ~食べ方編~
こんにちは♪高橋美保子です。いつもお読みいただきありがとうございます。 今年も皆さまが、さらに心も身体も健康で若返るための発信をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、心身ともに健康で生きていくにあたって、細胞の視点から見ても「食と心」がとても大事だと感じています。...
飲食-消化吸収 食事時の飲水→胃内容物の希釈→食物アレルギー
そもそも、餌場と水飲み場は離れていることが多い。従って、食べているときには飲水しないことが、陸上動物における消化器官の動作の前提になっている。ところが現代の日本人の何割かは、動物界の常識を覆し、食卓に食べ物と水の両方を置き、それらを同時に胃袋に入れてしまうという、動物の長い歴史において禁断とされていた行為を平気でするようになってしまった。
飲食-消化吸収 炭酸水(二酸化炭素水溶液)の効果は?
二酸化炭素水溶液(即ち「炭酸水」)の生理的効果は、経皮的な投与では皮膚血流量の増加が見られるが、経口的な投与では影響は殆ど無い。もし、体内の二酸化炭素濃度を少し高めたいという希望があるのなら、息を少し止めるだけで目標を達成することが可能になう。
飲食-消化吸収 重曹水を口から放り込むとどんなことになるのか
重曹水を飲むと、胃内のpHが思ったように下がらないため、胃の壁細胞はプロトンポンプをフル稼働させ、プロトンの放出量を増やさなければならなくなる。その場合、重曹水が何かの役に立つのかと言えば、胃が頑張って放出したプロトンによって直ぐに二酸化炭素と水に変えられてしまうため、何の役にも立たない。
飲食-消化吸収 600mLを飲んだ時に胃からの排出速度が最も速くなる
胃は、〝一時貯蔵〟の役割も担っている臓器である。口から飲むタイミングを「こまめ」にしなくても、胃の出口である幽門が、一度に沢山飲んだ水を「こまめ」に小腸に送ってくれる。だからこそ理想は、1日に数回、一度に350~500mL程度を飲むのが良い。
生命-進化 ヒトは腐った肉をも食べる能力を秘めている
ヒトの胃液が強酸であることを当たり前のように思っているかも知れないが、決して当たり前ではない。ヒトは昔、動物の肉を大いに食べてきたが、冷蔵庫が無いため短時間で腐敗が進んだ。そこで、腐肉食動物のハイエナのように、胃の内部を強酸に保つ能力を獲得することによって、腐敗した肉をも食べられるように進化した。
飲食-消化吸収 乳糖不耐症?「症」とはいったい何事だ!!
「症」は、病気の性質や状態を指す語である。しかし、乳糖を分解できないのは病気ではない。逆に、離乳期を過ぎたのに乳糖を分解できることのほうが、病気なのである。成人になっても問題無く牛乳が飲める場合、それは遺伝子変異の結果であり、ラクターゼ活性持続症と呼ばれる。(「症」の文字を使いたくない場合はラクターゼ持続性と呼ばれる)
飲食-消化吸収 食べてすぐ寝ても牛にはならない ~胃食道逆流症の真実~
日常的に和食を食べている人が「胸焼けがする」という例は殆ど無い。下部食道括約筋の弛緩は、特に消化管ホルモンのコレシストキニンによって促される。コレシストキニンの分泌は、ペプチド、アミノ酸、脂肪酸、アルコールによって促される(高タンパク質+高脂質+アルコールの組み合わせが最悪となる)。
飲食-消化吸収 物を飲み込む時には顎を引くのが基本
遥か昔から、物を食べたり飲み込んだりする場合、頭部(頸部)は、やや前屈(うつむき加減)であるのが普通であった。そのため、やや前屈である場合に最も飲み込み易い喉の構造になった。逆に、深呼吸するときのように頸部を後屈すると、気道の方が広く確保されることになった。それは即ち、飲み込んだものが気道のほうへと誤嚥されやすくなることを意味する。
飲食-消化吸収 飲んだ水は重力に逆らってでも胃に向かう
食道の蠕動運動は、基本的には食道壁に埋め込まれた内在神経によってコントロールされている。そのため、食道自体が脳を持っているイメージである。もし、食道が単なる肉のホースであれば、キリンは水を飲むことが出来ない。食道は、それ自体が高度な神経系を持った、超高性能な自律器官なのである。
飲食-消化吸収 不足の可能性があるのは酵素ではなく補因子のほうです!!
補因子の多くはビタミンであったりミネラル(金属イオン)であったりする。それは即ち、多くの人が日常的に不足させている栄養素である。従って、「酵素が不足している」のではなく、酵素が働くために必要な「補因子が不足している」のである。だからこそ、酵素を補おうとするのではなく、ビタミンやミネラルを補給すれば良いのである。
飲食-消化吸収 消化酵素の全貌 ~「酵素商売」に騙されないためにも
〝酵素〟は細胞が必要に応じて作り出すものであり、間違っても体外から補うものではない。ヒトの場合、体内に存在する酵素は代謝酵素と消化酵素に分けることができるが、消化酵素が占める割合は2~4割ほどであり、沢山食べた時ほど増産されることになる。消化酵素の種類や量は、動物の進化の過程において、食べてきた物の種類に適応するように変化してきた。