人体のメカニズム 食べてすぐ寝ても牛にはならない ~胃食道逆流症の真実~ 日常的に和食を食べている人が「胸焼けがする」という例は殆ど無い。下部食道括約筋の弛緩は、特に消化管ホルモンのコレシストキニンによって促される。コレシストキニンの分泌は、ペプチド、アミノ酸、脂肪酸、アルコールによって促される(高タンパク質+高脂質+アルコールの組み合わせが最悪となる)。 2025.08.16 2025.08.17 人体のメカニズム
人体のメカニズム 物を飲み込む時には顎を引くのが基本 遥か昔から、物を食べたり飲み込んだりする場合、頭部(頸部)は、やや前屈(うつむき加減)であるのが普通であった。そのため、やや前屈である場合に最も飲み込み易い喉の構造になった。逆に、深呼吸するときのように頸部を後屈すると、気道の方が広く確保されることになった。それは即ち、飲み込んだものが気道のほうへと誤嚥されやすくなることを意味する。 2025.08.14 2025.08.15 人体のメカニズム
人体のメカニズム 飲んだ水は重力に逆らってでも胃に向かう 食道の蠕動運動は、基本的には食道壁に埋め込まれた内在神経によってコントロールされている。そのため、食道自体が脳を持っているイメージである。もし、食道が単なる肉のホースであれば、キリンは水を飲むことが出来ない。食道は、それ自体が高度な神経系を持った、超高性能な自律器官なのである。 2025.08.12 人体のメカニズム
栄養-栄養素 ひまわりの種を食べる理由 ひまわりの種子の栄養的な最大のメリットは、比較的摂り難いビタミンEを多く摂れることである。その他の特徴としては、ビオチンや銅の含有量が多いことである。ただ、MLBの選手にとっては、気分を落ち着かせたり、集中力を高めたりすることにメリットがあるようである。 2025.08.08 2025.08.09 栄養-栄養素
人体のメカニズム ヒトの細胞の安全温度は42℃までである 80~90℃のお茶やコーヒーを飲むと、舌や、口腔内・咽頭・食道の表面を覆っている粘膜の上皮細胞は瞬時に死滅する。その結果、粘膜による防御機能が損なわれ、ウイルスや細菌に感染しやすくなる。また、化学物質やアレルゲンが侵入しやすくなる。更には、舌がん、咽頭がん、食道がんのリスクが高まる。 2025.08.06 人体のメカニズム熱-光-電場-磁場疾患-予防医学
人体のメカニズム 不足の可能性があるのは酵素ではなく補因子のほうです!! 補因子の多くはビタミンであったりミネラル(金属イオン)であったりする。それは即ち、多くの人が日常的に不足させている栄養素である。従って、「酵素が不足している」のではなく、酵素が働くために必要な「補因子が不足している」のである。だからこそ、酵素を補おうとするのではなく、ビタミンやミネラルを補給すれば良いのである。 2025.08.04 2025.08.05 人体のメカニズム
人体のメカニズム 消化酵素の全貌 ~「酵素商売」に騙されないためにも 〝酵素〟は細胞が必要に応じて作り出すものであり、間違っても体外から補うものではない。ヒトの場合、体内に存在する酵素は代謝酵素と消化酵素に分けることができるが、消化酵素が占める割合は2~4割ほどであり、沢山食べた時ほど増産されることになる。消化酵素の種類や量は、動物の進化の過程において、食べてきた物の種類に適応するように変化してきた。 2025.08.02 2025.08.03 人体のメカニズム