栄養-栄養素

普通に食べているだけではMg欠乏症になる可能性が高い

日本において平均的な食事をしていると、間違いなくマグネシウム不足に陥る。主な原因は、マグネシウムが取り除かれた食塩の使用や、カルシウム摂取推奨による相対的なマグネシウム不足である。健康維持のためには、マグネシウムを追加摂取する必要がある。
栄養-栄養素

大腸の粘膜細胞は腸内細菌がくれた酪酸をエネルギー源にしている

大腸内壁の粘膜細胞は、腸内細菌が排出した酪酸を主とした短鎖脂肪酸をエネルギー源にしている。その酪酸は、酪酸産生菌(酪酸菌)が作り出すものであるため、酪酸菌のエサとなる食物繊維を、しっかりと摂ることが必要である。
栄養-栄養素

グルタミン摂取が途絶えると小腸粘膜はボロボロと剥がれ落ちていく

小腸内壁の粘膜細胞の主要エネルギー源はグルタミンである。ファスティングなどによって上流からグルタミンが流れてこなくなると、小腸粘膜細胞はエネルギー不足によって剥がれ落ち、小腸粘膜全体は薄くなると共に委縮していく。
健康-医薬品

気道から感染するのに血中にワクチン入れてどうするつもり?

気道粘膜から感染する病原体を防ぐためには、気道粘膜における防御力を高める必要がある。その場合、筋肉注射などによって血中に入れるワクチンは、感染を防ぐ手段にはならない。
栄養-栄養素

腸内細菌を軽視した栄養指導や医療行為は悪である

「腸内細菌のために、これを食べてください」という指導は、めったに行われない。しかし、私たちが生きて行けるのは腸内細菌のお陰なのであり、間違った指導によって腸内細菌叢が不全になると、様々な疾患へと進行してしまうことになる。
脳-能力

心身疲労の根本原因であるDMNを休めてあげましょう

休んだはずなのに何故か疲れている…という場合、脳内のデフォルト・モード・ネットワーク(DMN)の疲労が続いていることが原因である。これを解消するためには、内省的・自省的な思考を止め、何かワクワクすることに夢中になることが最善の方法である。
脳-能力

認知機能低下は脳の糖尿病…、では対策は?

アルツハイマー型認知症においてニューロンが次々と死滅していく理由の一つは、ニューロンにインスリン抵抗性が生じていることと、ニューロン自体のインスリン合成能が低下していることであり、その結果としてエネルギー不足になってしまうからである。
五感

老眼を改善する方法

毛様体筋の筋トレを行う、タンパク質の摂取量を減らさない、紫外線がなるべく目に入らないようにする、レスベラトロール、ルテイン、アスタキサンチン、ビタミンC、ビタミンE、ケルセチン、カテキンなどを摂取する。
五感

軽度の近視は老眼鏡で治る

軽度の近視は、度数の小さな(0.5~1.0)老眼鏡を1週間もかけ続ければ治る。その理由は、脳・神経系が、ピント合わせの設定を自ら修正していくからである。
脳-能力

ワーキングメモリを増やす方法

記憶しておきたいことをイメージ化する、日頃から同時に記憶するものの数を増やすように努める、解決するまでに時間を要する複雑な課題を行う、マルチ・タスクを行ってみる。
脳-能力

記憶力を高める方法

しっかりと記憶させるためには、それを知った時に大きく感動する、繰り返し使う、エピソードにする、しっかりと寝る、既存の記憶と結びつける、日頃から覚える脳動作を増やす、DHAを摂取する。
運動-健康

四十肩、五十肩の根本的解決法

片腕で何かにぶら下がったときの、肩と腕が成す角度はセロポジションと呼ばれ、最強であるとともに、肩のトラブルを解消することもできるポジションである。
健康-医薬品

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)を上手く使おう

アスピリンを代表とするNSAIDsは、適宜使用することによって、慢性炎症を抑えるという機序によってアンチエイジング効果も得られる。もちろん、鎮痛、解熱を含めた抗炎症作用を示すほか、特にアスピリンは低用量にて血栓症を予防する。