栄養-栄養素のカテゴリー

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ケイ素を摂りたければスギナを利用すればよい

スギナには、極めて多くのケイ素が含まれている。人体におけるケイ素の役割は、結合組織におけるコラーゲン、エラスチン、グリコサミノグリカン(ムコ多糖)の生合成や、骨芽細胞への分化促進に関与している。その他、消化管におけるアルミニウムの吸収抑制や、腎臓におけるアルミニウム排泄に関わっている。
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タケノコが5月病を防いでいた

タケノコの大きな特徴は、アミノ酸のチロシンの含有量が非常に高いことである。チロシンを摂取することによって、フェニルアラニン不足による抑うつ状態が解消され、集中力が高まり、エネルギーレベルや活力の低下が解消され、メラニン生合成不足による白髪の増加が解消される。
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鉄剤や鉄サプリの利用は不足が確認されたときだけ

血漿中にもフェリチンが微量に存在するため、その濃度を測定することによって、体内における貯蔵鉄の存在量が推定される。鉄不足は50歳未満の女性の45~50%に見られる。しかし、鉄不足でない人が、鉄剤や鉄サプリメント(または、鉄入りマルチミネラル)を常用すると、容易に鉄過剰症を生じる。
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海水中の微量ミネラルを届けてくれるのは海藻である

海藻は、見た目は植物のように見えるが、分類上は植物ではなく〝藻類〟である。そして、植物とは多くの異なった仕組みで生きており、微量ミネラルを体内に濃縮させることが大きな特徴である。そのため、日頃の食餌に少量の海藻を加えるだけで、必須微量ミネラルを補給することが可能になる。
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必ず入れたい10種類の食材

食事に必ず入れたい食材のベスト10を挙げた。本来、私たちが食事をする目的は、5割が自分のため、5割が腸内細菌のためである。今回選んだ食材の頭文字を順に並べると「子ヤギには深き価値」ということになったので、活用いただければと思うところである。
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エビの殻にはアスタキサンチンも多い

エビは、自分でアスタキサンチンを作り出せないため、アスタキサンチンを持っている藻類を食べて、光が最も当たりやすい殻にそれを蓄積させ、活性酸素種から身を守っている。同じようにヒトは、自分でアスタキサンチンを作り出せないため、アスタキサンチンを持っているエビを殻ごと食べて、活性酸素種から身を守る。
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エビの殻を食べるとどうなる?

エビの殻の主成分であるキチンは、一昔前まではヒトには消化できないとされていたため、今も食物繊維に分類されている。しかしヒトは、キチンを分解する酵素である活性型キチナーゼを2種類持っている。一つは、酸性哺乳類キチナーゼであり、もう一つはキトトリオシダーゼである。
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近頃の鶏はどこまで献身的なのだ

卵白に含まれるオボムコイドは、少なくともヒトのトリプシンは阻害しない(誤情報が氾濫している)。また、オボムコイドは、熱に対しても、消化酵素に対しても耐性を持っており、加熱調理した卵でもアレルゲンになる。そのため、オボムコイドを産生しない鶏が、ゲノム編集によって作成されている。
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酒粕には米と麹と酵母の機能性成分が凝縮されている

酒粕は、米に含まれるレジスタントプロテインと、麹菌や酵母の細胞壁成分や代謝産物が濃縮された、日本が誇るスーパーフードである。「粕にこそ真の価値がある」。酒粕で作る甘酒、具沢山の粕汁、鮭の粕煮などは、寒い季節には特に美味しいでしょうから、ぜひお楽しみください。
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米に含まれるレジスタントプロテインの役割

米のレジスタントプロテインの代表であるプロラミンは、プロテインボディ-タイプ-Ⅰという粒子のまま消化管を素通りする。それによって、脂質代謝改善、コレステロール排出促進、血糖値上昇抑制、抗糖尿病、糖尿病性腎症抑制、腸内細菌叢の改善、免疫調節、抗アレルギー、肥満抑制、抗酸化、尿酸値の低下などが発揮される。
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小麦中の貯蔵タンパク質・グリアジンに反応を示す日本人が増えてきている

健康上の問題が生じる可能性の有るのは、グルテンというよりも、グリアジンである。グリアジンには複数の種類があって、α-グリアジン、β-グリアジン、γ-グリアジンがセリアック病の主原因になっており、ω-グリアジン(特にω-5グリアジン)が小麦アレルギーの一因になっている。
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「糖質を摂る」というのは単に砂糖やブドウ糖を摂ることではない

糖質には非常に多くの種類があり、様々な生理作用を示すものがある。天然の食物には、それらが豊富に含まれているため、ヒトは古来、恩恵を受けてきた。しかし精製技術が進歩し、精製したデンプン、高純度のショ糖、ブドウ糖、果糖、人工甘味料などを用いるようになった。その結果として、いわゆる生活習慣病が増加することになった。
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ビタミンDの現実 ~重要ポイントの整理~

ビタミンDについて、全体像および重要ポイントを整理した。ビタミンDのことを知らなかったり、特に気にしなくても生きていけるとは思うが、大変不幸な目にあうこともある。例えば、数年前では新型コロナウイルス感染症が重症化したり、それをこじらせて死亡してしまったりする原因の一つとして、ビタミンD不足があった。
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痩せるためにファスティングを行う場合の注意点と戦略

痩せるためにファスティングを行う場合の注意点は、① 体脂肪貯蔵機能(エネルギー備蓄機能)を高めないこと、② 血中脂肪酸濃度を高めないこと、③ 筋肉量を減らさないこと、④ 基礎代謝量を減らさないこと、⑤ 腸内細菌叢を単純化させないこと、の5つである。これらをまとめて一言で言うならば〝太りやすい体に変化させてしまわないこと〟になる。
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ビタミンEのうちトコトリエノールは優れた抗がん作用を示す

ビタミンEは、4種類のトコフェロールと4種類のトコトリエノールの総称である。このうち、トコトリエノールには抗がん作用など、非常に優れた効能が多く確認される。トコトリエノールは、ごく限られた植物に微量に存在するのみであり、お勧めは、玄米食と、小麦胚芽を摂取することである。
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糖尿病はマグネシウム補給で予防および治療ができる

マグネシウムが不足した場合、膵臓β細胞では充分のATPが産生できなくなり、結果としてインスリン分泌不足が生じる。肝臓では、インスリン抵抗性が生じたり、糖濃度が正しく検出できなかったり、高血糖になった時にグリコーゲンへの変換ができなかったり、糖新生にブレーキが掛からなくなったりする。
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