頑張り屋さんで真面目に働く人が怪我をしたり、風邪で寝込んだ時、つい、こう声をかけたくなりますよね。
「身体が休みなって言ってるんだよ」
これは、まさにその通りで、本当は疲れているのにそれを無視し積もり積もった結果、病気や怪我という形で教えてくれている。観察していくと見えてくるのは、
「本当は休みたいけど休めない」
この「本音」と「実際の行動」のズレ。そのズレを教えるために病気や怪我となって表面に現れるというもの。つまり鍵は自分の本音(感情)に気付くこと。
心の状態を顔で表すと、とてもわかりやすいかもしれません。
「憂うつな顔は、憂うつな心の表れ」
「眉間の縦皺は、気難しさの心の表れ」
「口角が下がるのは、我慢の心の表れ」
「まぶたの痙攣は、過緊張の心の表れ」
表情は自分ではわかりにくいかもしれませんが、身体からのサイン、自分の本音を無視せず向き合うことが大事だなって思います。なぜなら、この感情の状態が私たちの健康を大きく左右しているから。
もちろん、ストレスがない人はいません。でも同じ出来事でもストレスになる人とならない人がいる。なぜなのか。
それは、環境が大きいといえるでしょう。子どもの頃の環境において、どんなトラウマや記憶を持っているかでその人それぞれ「感じ方」が違うからです。例えば、子どもの頃に母親に言われた言葉に傷ついた。そうすると、何か出来事が起こるたびにその記憶のシナプスに瞬時につながる。
「だから私はダメなんだ」
「やっぱり私は愛されない」
永遠にそんな出来事を繰り返すのは、そう感じる「感情」を持っているから。
『ハートマス研究所(米国)』では、
人間の脳からも心臓からも電磁場が発生している➡この電磁場は、
細胞は日々新陳代謝を行って生まれ変わっています。なのになぜ、病気が治らないのか。アトピーが治らないのか。それは身体は「過去の自分」の記憶装置で、細胞は過去の記憶を受け継いでいるから。また、感情は化学物質として体に刻まれ同じ感情を繰り返すことでその回路は太くなり、考える前に自動的にその感情が湧き上がるようになる。
それは、無意識領域の感情。これは、生まれてから6歳までに起こった出来事が深く潜在意識に存在していると言われています。それは、意志や努力だけでは身体に刻まれた感情パターンを変えることはできない。それを教えてくれているのがその痛みや病気の「症状」だと言えます。
その問題となっている症状を、薬などの対症療法で抑えたり、表面的なストレス解消や対処だけでは根本は変わりません。これを木に例えると、葉っぱ(問題となっている症状)を切り取っても、葉っぱ(問題となっている症状)に栄養を与えても、根っこにある感情(問題の種)に気づかない限り、
では、どうすればいいのか。
私はまず、自分がどんな感情を持っているのか自分はどんな在り方なのかに「気付く」ことからだと思っています。深い深い潜在意識にある感情に気付くことは、なかなか難しいのですが、
体のどこに痛みや病気などの問題があるのか。東洋医学やチャクラなどで読み解くことができます。東洋医学の五行学説における「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」と「五志(怒・喜・思・憂・恐)」はそれぞれが感情と深く結びついています。
よく知られているのは「肝臓は怒りの臓器」怒ってばかりいる人、怒りを溜めている人は肝臓の機能が弱り不調を引き起こすというもの。また、恐れや不安を基準にして物事を考えていると「腎」が弱まり不調を引き起こす。
もちろん人間だから、喜怒哀楽を感じます。これは生きている証であり心があるからこそ生まれるもの。否定されるものではありません。ただし、偏りすぎてバランスを失うと痛みや病気となって現れる。
五臓と五志はお互いに支え合いながらもバランスが崩れると影響し合います。
自分を整える、ということは、本音と行動がズレている自分を、中庸に戻すことだと私は思います。それは自分の考え方、捉え方を根本から変え、病気を予防することにもつながるでしょう。これは単なる臓器ではなく“働き”としての概念。
家族が甲状腺がんになった時、家族の問題として捉えました。「言いたいことを抑えているのではないか」⸻東洋医学やチャクラを学ぶとその病気に「感情」が大きく関わっていることがわかります。
ストレスは避けられません。またストレスがない人もいないでしょう。私は栄養学を学び、環境・性格・生活習慣・食事・睡眠によってその影響は大きく変わることを学びました。そして、東洋医学やアーユルヴェーダを学んだことにより、「その病気が一体何を教えてくれているのか」ここに気づいた時、人は本当の意味で治癒に向かうのだと思いました。
だからこそストレスをなくすのではなく、自分の在り方や感情に気づき、考え方や生き方を整えていくこと。その上で、食生活を整えたり、リラックス法や、自分と向き合う。これができるともっと毎日が快適で、病気の予防にもなると思っています。
そして病院や薬だけではなく、そんな見方もあるということを知ってほしいなと思います。
