がん-癌のカテゴリー

がん-癌

どのような生活をすると癌(がん)になるのかは一目瞭然

図において、色の濃い国ほど、発がん率が高いことを示している。特に目立つのは、北米、ヨーロッパ、日本、オーストラリアやニュージーランドである。何はともあれ、私たちは欧米の真似をするのではなく、欧米にあこがれるのでもなく、発がんが少ない国の生き方を真似る必要がある。それは、明治よりも前の日本の姿に戻ることでもある。
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がんの促進も抑制も細胞の指示次第【マイクロRNAを用いた遠隔指示】

がん(癌)に罹るのは、細胞の遺伝子が壊れたからではない。また、がん抑制遺伝子が壊れたからでもなく、変異が積み重なったからでもない。発がんは、苦しめられた部位の細胞と、その周囲に位置する細胞とのコミュニケーションの結果として起こる。発がん後の進退は、がん幹細胞、その周辺の細胞、更には全身の殆どの細胞によるコミュニケーションの結果によって左右される。
天然物質-植物成分

クズ(葛)の花の抗がん作用、抗糖尿病作用、その他

根を掘り起こすのは大変であるが、花を摘むのは簡単である。クズの花に特に多く含まれる有効性物質を大まかに分類するならば、フラボノイドとイソフラボノイドである。クズの花の生理活性としては、抗がん作用、二日酔い軽減作用(アセトアルデヒド低減)、肝機能改善作用、抗糖尿病作用、抗肥満作用、抗子宮内膜症、エストロゲン様活性、などである。
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卵巣がんを防ぐための基本的な心構え

卵巣に生じる、がんの殆ど(95%以上)は、卵巣の上皮の部分に生じる表層上皮性腫瘍である。しかし、そのがん細胞の起源は、どちらかと言うと卵巣以外の組織、即ち子宮頸管、子宮内膜、卵管であることが多く、それらは経血の逆流によって運ばれてきた細胞である。そして、その起源の違いによって多くのタイプに分類されている。
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子宮体がんを防ぐための基本的な心構え

過剰の脂肪組織が、閉経前後のエストロゲンを増やすとともに、メタボリックシンドロームの各種症状を悪化させ、子宮内膜の細胞外環境を悪化させ、発がんに至る。従って、子宮体がんを防ぐには、内臓脂肪を減らすことと、発がん性の高い性ホルモン代謝物を作らないことである。
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子宮頸がんを防ぐための基本的な心構え

HPVに感染しても、99.85%の人は子宮頸がんに罹らない。そのようなものを子宮頸がんの原因だと言って不適切なワクチンを推奨してはならない。残りの0.15%はHPVの影響を受けるようであるが、それは不適切な食生活が最大の原因である。特に摂取すべきものは、EGCG(エピガロカテキン-3-ガレート;緑茶などから摂取)や、その他の諸々のファイトケミカルである。
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肝臓がんを防ぐための基本的な心構え

肝細胞がんを防ぐには、その原因を解消することである。即ち、一つはウイルス性肝炎に罹らないようにすることであり、罹ってしまった場合は出来るだけ早期の完治を目指す。非ウイルス性の場合は、次の原因を解消する。即ち、肥満、栄養不足、糖尿病、脂質異常症、自己免疫疾患、歯周病、細菌感染、過度のアルコール摂取、薬物・毒物などから回避することである。
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胃がんを防ぐための基本的な心構え

胃がんのリスクを高める要因は、 ピロリ菌感染(胃がん患者の98%が感染者)、塩分(ピロリ菌の害を増悪)、 アルコール(前と同様)、炎症・過剰なストレス(慢性胃炎→未分化型胃がん)(慢性胃炎→萎縮性胃炎→分化型胃がん)、その他のリスク要因( 病的バリアント、 EBウイルス感染、 加齢、である。胃がんを防ぐには、これらのリスク要因を解消することが大切である。
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前立腺がんを防ぐための基本的な心構え

前立腺がんを防ぐための基本的な心構えは次のようである。即ち、心構え①=PSA検査などの検査を受けない。心構え②=針生検を受けない。心構え③=亜鉛補給と、亜鉛トランスポーターを活性化する。具体的には、緑茶、EGCG、ケルセチン、クルクミン、レスベラトロールなどを補給する。
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ホルモン療法は想像以上に危険である

ホルモン療法による全般的な副作用は、更年期障害と同様の症状(のぼせ、ほてり、発汗、頭痛、肩凝り、うつ、筋肉痛、関節のこわばりなど)に始まり、やがて生殖機能の停止、脂質代謝の異常、動脈硬化の進行、骨密度の低下が起こるようになる。そして、それ以上に恐ろしいことは、がん細胞が種々の薬剤耐性を獲得し、いずれ反撃に出ることである。
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乳がんを防ぐための基本的な心構え

乳がんの7割程度を占めているのが〝ホルモン性の乳がん〟であり、これは時代の進展と共に急増してきた。女性ホルモンが悪いのではなく、女性ホルモンの代謝のされ方が悪いのである。最大の問題は、16α-OH-E1をE3へと変換する能力が乏しいことによって発がんリスクが高まることである。
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膵臓がんを防ぐための基本的な心構え

誰もが日常的に膵臓がんのリスクを減らすためには、インスリン抵抗性を高めないようにすること。インスリン抵抗性が高まる最大原因は、マグネシウム不足である。実施に、マグネシウム摂取量が多いと糖尿病発症リスクが低下する。また、マグネシウム摂取量が多い人ほど、膵臓がんのリスクが低下することが確認されている。
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肺がんを防ぐための基本的な心構え

肺がんを防ぐために重要なことは、1.異物排泄能力を高める(① 気管~肺胞の内面の各種細胞を健全に保つ。② 咳止め薬などによって強引に咳を止めない。③ 吸気の湿度を下げない。口呼吸をしない。④ フィトンチッド(精油成分)を吸う。2.肺に蓄積している老化細胞を除去する(ケルセチンを摂取する)ことである。
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分子標的薬の利益倍増のカラクリ

一般的には、先ずはゲフィチニブまたはエルロチニブが投与され、その1年以内には耐性が生じるため、次にはオシメルチニブが投与され、その1年以内にはその耐性も生じるため、次にはブチガチニブが投与される。大抵の場合、その間に患者の方が副作用(有害反応)で参ってしまうが、分子標的薬が稼いでくれて利益が倍増することになる。
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人間より私たちの細胞の方がかなり賢い

がん細胞は腫瘍微小環境(TME;がんニッチ)と呼ばれる砦(とりで)を作っており、通常の(攻撃のための)免疫細胞は内部には入って行けない。しかも、人間が毒(人工的な異物)を浴びせると、がん細胞を守るための免疫細胞の力が増す。更に、中心付近に在るがん幹細胞は休眠しながらも、薬剤(毒)耐性を身に付け、数年後の反撃に備えることになる。
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いまだに使用頻度の高い免疫チェックポイント阻害薬の真実

ニボルマブ(商品名:オプジーボ)を投与された患者は、一般的な抗がん剤を投与された患者よりも長生きできない。また、ニボルマブを投与された患者は、一般的な抗がん剤を投与された患者よりも、病状の進行が速い。日本では、不都合なデータはいつも隠蔽される。
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がん予防および克服のための基本(全がん対象)

がん予防および克服のための基本は、【1】 がんが生じる体内環境を作らない、 または、がん化に至った原因を解消する、【2】 がんを抑制する物質を摂る、【3】 がんが抑制される生活をする、ことである。