出産から子育てに関連する記事を収載するカテゴリー
手を洗うとバイ菌が付きやすくなる
健全な皮膚表面のマイクロバイオームは、病原性の高い微生物やウイルスの定着・増殖・侵入を防いでくれている。石鹸で丁寧かつ頻繁に洗う習慣を付けると、マイクロバイオーム・バリアやケミカル・バリアが失われるため、病原体の角質層への付着が容易になり、他人に広げてしまう(媒介してしまう)リスクが高まる。
その食事に何が足りないのかを何時も考えるようにしよう
子どもたちの食事において、美味しそうなものを何気なく食べさせていたのでは、不足したり過剰になったりする栄養成分が何種類もあり、それによって現代の子どもたちに各種の健康トラブルを発生させている。表面的には判りにくいことも多いが、実態をよく把握して食育に更なる力を入れるべきであろう。
脳は思い通りに発達させることが出来る
幼児期から思春期にかけては、様々な刺激や経験に応じて必要なシナプスが強化されると共に、不必要なシナプスが除去されていく。成人期において、IQスコアの高い脳は、皮質の第2層と第3層が厚く、ニューロンの細胞体が大きく、複雑な樹状突起を持ち、素早く活動電位(AP)を高めることが出来る。
子どもたちよ、野生に帰れ!!
子どもの頃に野生に戻るような生活をすると、魚を貰うのではなく、釣り方を教えてもらうのでもなく、どうやったら釣れるのかが解るようになる。魚を釣るという高度な課題を解決する度に、脳は更に高度に発達していく。魚に含まれるDHAや、大自然での活動はBDNFを増やし、脳の更なる発達を促す。
運動と音楽で脳由来神経栄養因子(BDNF)を増やそう
一生懸命に勉強しているのに成果が出ないという場合、脳内のBDNF(脳由来神経栄養因子)を増やす必要がある。BDNFを増やすための有効な方法は、運動、音楽、楽器演奏である。これによってBDNFが増えた脳は、学習成果が大幅に伸びることになる。
おカネで買えない大切なもの
子どもが大人になった時に鮮明に思い出すのは、お母さんや、お父さんが、直接何かをしてくれた時の事である。その経験は、社会性や理性を担当している前頭前野のニューロンのシナプスを大いに強化することになる。カネで買ったものを与えた場合、同様のことは期待できなくなる。
健康体を作るのは莫大な種類の土壌細菌たちである
良質かつ莫大な種類の細菌が居るのは、生物多様性の高い森林の土壌中である。子どもの頃に森林の土壌細菌を取り込むと、それが腸内細菌として登録され、定着し、その後は食べた植物質を餌として繫栄し、健全な心身を作ってくれる。
記憶力を高める方法
しっかりと記憶させるためには、それを知った時に大きく感動する、繰り返し使う、エピソードにする、しっかりと寝る、既存の記憶と結びつける、日頃から覚える脳動作を増やす、DHAを摂取する。