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祖先は巨大な貝塚が出来るほど多量の貝を食べていた

貝類を食べることの最大の恩恵は、亜鉛とタウリンをたっぷりと補給できることである。私たちの祖先は、巨大な貝塚が出来るほど多くの貝を食べてきたが、現代人はあまり食べなくなったため、亜鉛やタウリンは、サプリメントにて補給することが必要である。
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野菜は虫に喰われたときに有効成分を増量する

野菜は、虫に喰われたときに有効成分を増量する。そのため、虫に喰われた野菜を食べるほうが、抗がん作用などの生理的効果を多く得ることができる。野菜が作る有効成分は、昆虫やカビなどの他の生物を避けるためのものである。
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普通に食べているだけではMg欠乏症になる可能性が高い

日本において平均的な食事をしていると、間違いなくマグネシウム不足に陥る。主な原因は、マグネシウムが取り除かれた食塩の使用や、カルシウム摂取推奨による相対的なマグネシウム不足である。健康維持のためには、マグネシウムを追加摂取する必要がある。
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大腸の粘膜細胞は腸内細菌がくれた酪酸をエネルギー源にしている

大腸内壁の粘膜細胞は、腸内細菌が排出した酪酸を主とした短鎖脂肪酸をエネルギー源にしている。その酪酸は、酪酸産生菌(酪酸菌)が作り出すものであるため、酪酸菌のエサとなる食物繊維を、しっかりと摂ることが必要である。
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グルタミン摂取が途絶えると小腸粘膜はボロボロと剥がれ落ちていく

小腸内壁の粘膜細胞の主要エネルギー源はグルタミンである。ファスティングなどによって上流からグルタミンが流れてこなくなると、小腸粘膜細胞はエネルギー不足によって剥がれ落ち、小腸粘膜全体は薄くなると共に委縮していく。
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腸内細菌を軽視した栄養指導や医療行為は悪である

「腸内細菌のために、これを食べてください」という指導は、めったに行われない。しかし、私たちが生きて行けるのは腸内細菌のお陰なのであり、間違った指導によって腸内細菌叢が不全になると、様々な疾患へと進行してしまうことになる。