2024-01

天然物質-植物成分

抗がん作用は大根を下ろして5分後が最高潮

大根をおろすことによって、細胞質中にあったグルコラファサチンが、細胞の液胞中にあったミロシナーゼと混ざることによって、優れた抗がん作用を示すMTBITCへと変化する。その量は約5分後に最大となり、その後は、抗がん活性が無く、辛くもないTPMTへと変化してしまう。
脳-能力

強引にでも前向きに捉えれば糧となる

ディストレスはがんを促し、ユーストレスはがんを退縮に向かわせる。例え、どんなことが起こっても、それを前向きに捉えることによって、ディストレスになるはずのものがユーストレスへと変化し、あらゆることが好転に向かう。
疾患-予防医学

片頭痛の根本的解決法はこれである<後編>

片頭痛が起こらない体に変えるためには、もちろん対症療法では解決に至らない。問題は、一般的な刺激に対して過敏かつ過剰に反応する脳・神経系を改善する必要があるが、その過敏かつ過剰な反応は腸内細菌叢の貧弱化が原因であるため、それを改善することが必須である。
疾患-予防医学

片頭痛の発症メカニズムと対策<前編>

片頭痛が起こる原因、脳内で次々と連鎖的に起こっていく各種現象の経過、そして、根本的原因の解消方法について述べる。
脳-能力

揺らぎは脳・神経系の処理能力を高める

自然界では、植物の葉が揺れたり、水面が揺れたり、炎が揺れたり、風が揺れたりなど、ランダムに揺れ動くものが多い。人類は、そのような揺らぎの刺激が神経系・脳に入力されることによって、全体の処理能力が高まる仕組みになっている。
生命-進化

背骨は水中を泳ぐことを前提として設計された

私たちの背骨は、水中において体を横方向にくねらせて泳ぐことを前提として設計されたものである。そのため、上下方向(前後方向)の屈伸、体を捻る運動、直立二足歩行による垂直方向の荷重は、想定外の出来事である。
運動-パフォーマンス

水平面ばかりでの生活が現代人をダメにした

斜面を横に歩いたり斜めに歩いたりすることによって運動能力だけでなく脳機能も高まる。現代人は殆どが水平面で生活しているが、自然界の土地には水平面が殆ど無く、人類はその斜面によって能力を高めてきた。
サプリメント

肌を若返らせる方法の一つはニコチンアミドの適用

肌を若返らせる方法の一つは、ニコチンアミド(ナイアシンアミド)の適用であり、経口と、経皮の、両方からのアプローチが特に有効である。作用機序は、線維芽細胞内のNADを増量させることによる。
サプリメント

性ホルモンの代謝を正常化するDIM・I3C・EGCG

ホルモン性のがんの対策は、抗がん作用の強い2-OH-E1を増やし、発がん性の高い16α-OH-E1を減らすことである。その目的のために特に有効な物質は、DIM(ジインドリルメタン)、またはI3C(インドール-3-カルビノール)、およびEGCG(エピガロカテキンガレート )である。
運動-パフォーマンス

さりげなく筋肉量と筋力を増大させる方法

よくあるケースは、朝食時にタンパク質またはアミノ酸の摂取量が少なかったため、昼食までに筋肉のタンパク質が分解されてしまうケースである。これを防ぐには、朝食時に、しかるべきアミノ酸、またはプロテインの1回目を摂取することである。
がん-癌

がん細胞に見られる遺伝子変異は結果である

がん幹細胞の遺伝子は至って正常であり、生み出されたがん細胞は、置かれた悪環境にて生き延びるために意図的に遺伝子変異を誘発するようになる。ヒストンに巻き付いたクロマチンを開放すると、変異が起こりやすくなる。
腸内細菌

腸内細菌は登録制になっているため最初が肝心

腸内細菌は大腸内に圧倒的に多く生息しており、大腸内では何割かが粘膜表層に在る粘液中に存在している。この粘膜中に居る細菌が常在細菌であり、免疫系によって登録・管理されている。その他の細菌は粘液中には潜り込めないように、IgAなどが防御に当たっている。
天然物質-植物成分

アンチエイジングの全貌とポリアミンについて

老化が進んでいる人の体内のポリアミン量が明らかに減少していることが、幾つもの研究によって確認されている。ポリアミンは、身近な食品の中では納豆に多く含まれており、複数の機序によってアンチエイジング効果を期待することが出来る。
栄養-栄養素

祖先は巨大な貝塚が出来るほど多量の貝を食べていた

貝類を食べることの最大の恩恵は、亜鉛とタウリンをたっぷりと補給できることである。私たちの祖先は、巨大な貝塚が出来るほど多くの貝を食べてきたが、現代人はあまり食べなくなったため、亜鉛やタウリンは、サプリメントにて補給することが必要である。
熱-光-電磁波

昔は竈から放射される近赤外線も乳がん予防に役立っていた

がん細胞内に蓄積したプロトポルフィリン9に近赤外線が当たると多量の活性酸素種が生じる。がん細胞は、活性酸素種を消去する機能の発現を見合わせているため、多量に生じた活性酸素種によって死滅してしまう。