人体のメカニズム 一個一個の細胞にも時計が仕組まれている 全身の個々の細胞には時計が仕組まれている。また、それぞれの器官はホルモンの変動によって概日リズムが刻まれている。「生物時計」は、それらによって作られる時計機能の総称である。細胞内の時計とホルモン変動によって作られる概日リズムの不一致が疾患を招く。 2024.07.05 2024.11.21 人体のメカニズム
人体のメカニズム 真の熱中症対策は、発熱し難い体を作ることである 現代人の多くは季節感の無い人工環境にて生活しているため、夏場において低下するはずの甲状腺ホルモン濃度が高止まりのままである。そのため、暑い時の体熱産生量が低下せず、熱中症リスクを高めている。解決方法は、自然の環境変化をそのまま受け入れて、自然な生活をすることである。 2024.06.26 2024.07.02 人体のメカニズム熱-光-電場-磁場
人体のメカニズム マグネシウム不足で高血圧になるメカニズム マグネシウムが不足すると、血圧を下げる種々のメカニズムが働かなくなる。マグネシウムがそのままの比率で含まれている粗塩を用いれば「塩」による血圧上昇は起こらないが、マグネシウムを取り除いた精製塩を用いると「塩」による血圧上昇が起こる。 2024.06.24 2024.07.02 人体のメカニズムサプリメント疾患-予防医学
人体のメカニズム 高血圧であることが伝わっていないから高血圧 血圧が高まった時に、その血圧が高いことを検出するセンサーが大動脈弓や頸動脈洞にあるが、そのセンサーは圧受容器であり、原理的には伸展受容器である。そのため、動脈硬化の場合は血圧が高くなっても伸展受容器が進展し難くなるため、血圧上昇にブレーキが掛からなくなる。 2024.06.21 2024.07.02 人体のメカニズム疾患-予防医学
人体のメカニズム 腰椎の回旋限界角度は非常に小さいことに注意しましょう 腰椎(L1~L5)の合計回転可能角度およそ15度である。これを無理に超えようとすると、椎骨の背側にある椎弓を骨折させ、腰椎分離症を患うことになる。 昔の日本人は腰を痛めないように、太くて頑丈な帯と伸縮性の無い着物によって、腰椎の過回旋を防いでいた。 2024.06.03 2024.07.02 人体のメカニズム疾患-予防医学
人体のメカニズム リンパ心臓を持たないヒトは寝るときも動き回る必要あり 人類の祖先が両生類や爬虫類の頃は、「リンパ心臓」が備わっていた可能性あり。しかし今では「リンパ心臓」の代わりを骨格筋が担当するようになった。そのため、体を動かしていればリンパ液が環流するが、止まっていればリンパ液の流れが停滞する。寝ている時も動き回る子どもは正常、かつ健康である。大人も、寝ている時にも積極的に動き回るのが良い。 2024.05.29 2024.07.02 人体のメカニズム運動-健康休息-睡眠
人体のメカニズム 生活の偏りが白血球の比率を変えて病気を呼ぶ 休んで寛ぎ過ぎるとリンパ球が過剰になり、頑張り過ぎると好中球などの顆粒球が過剰になり、過労が続くとマクロファージが過剰になる。何事もバランス(比率)が大切なのであり、闘う(目の前の困難を克服しようとする)ことや、適度に疲れることも大切なのである。 2024.05.24 2024.07.02 人体のメカニズム疾患-予防医学
人体のメカニズム 日常生活から振動を無くしてはいけない 35~45Hzあたりの振動は、体内の各種の細胞(間葉系幹細胞、骨芽細胞、骨細胞、脂肪細胞、破骨細胞、筋細胞、ニューロンなど)に直接的に効果を及ぼし、創傷治癒を早めたり、関節軟骨の修復を速めたり、アルツハイマー型認知症を改善させたりなど、多くの効果を示す。 2024.05.22 2024.07.02 人体のメカニズム疾患-予防医学
人体のメカニズム 必須脂肪酸の摂取比率は理想的になっていますか? 必須脂肪酸が必須になった理由は、Δ12-脂肪酸デサチュラーゼとΔ15-脂肪酸デサチュラーゼを失ったからである。特に後者は、リノール酸をα-リノレン酸へと変換する役割を担っているものであり、これの欠損によって容易にリノール酸過多に陥り、その場合はアレルギーや炎症が抑えられなくなる。 2024.05.03 2024.07.02 人体のメカニズム栄養-栄養素
人体のメカニズム その脂がカイロミクロンになって毛細血管の血流を邪魔する 摂取した脂は、最終的にはリポタンパク質の膜に被われたカイロミクロンとなってリンパ管経由で左鎖骨下静脈に注ぎ込まれる。カイロミクロンが全身の毛細血管に到達したとき、その数が多いと赤血球の流れや種々の物質交換に支障を来すようになる。 2024.04.24 2024.07.02 人体のメカニズム疾患-予防医学
環境問題 生命信号を浴びると心身の機能が高まる 筑波研究学園都市は、理想的な研究環境を徹底的に追及して造成された計画都市であったが、特に1977~1988年に自殺者が相次ぎ、それは筑波病と呼ばれるようになった。その原因は、人工環境による生命信号の欠乏であった。 2024.03.21 2025.01.01 環境問題人体のメカニズム五感
人体のメカニズム あなたの努力は子孫にしっかりと反映される 遺伝という現象は、DNAに書かれている情報と、その情報を読むのか否か、読むのならばどれぐらい読むのかというスイッチの機能があってこその現象である。スイッチの一つとしてレギュラトリーRNAがあり、それは親の後天的な活動によって発現量が変化する。 2024.03.11 2024.07.02 人体のメカニズム
人体のメカニズム アレルギーや自己免疫疾患に対する着眼点 現代において増加したアレルギーや自己免疫疾患の原因を理解するための着目ポイントを示した。また、免疫系全体の仕組みを確認するためにも図を見てもらいたい。 2024.03.08 2024.07.03 人体のメカニズム疾患-予防医学
生命-進化 細胞にとって二酸化炭素は極めて大切 ヒトの細胞を培養する場合、培養器の二酸化炭素濃度は5%程度の高濃度に設定される。その濃度は私たちの細胞の原型が出来上がった頃の地球の大気中の二酸化炭素濃度に相当する。その後も二酸化炭素濃度が低下していったため、多細胞になって内部の二酸化炭素を逃がさないようにした。 2024.02.28 2024.07.02 生命-進化人体のメカニズム
人体のメカニズム ミトコンドリアの品質管理はあなたが休んでいるときに進む ミトコンドリアの品質管理は、体のエネルギー需要が少ない時を見計らって行われる。その時にミトコンドリアは太短くなり、損傷した部分を片側に移動させ、2分裂を行った後に損傷部分を含んだ側のミトコンドリアを分解処分する。残った側のミトコンドリアは損傷部分を含まない健全なミトコンドリアであり、成長して元通りのサイズになる。 2024.02.13 2024.07.02 人体のメカニズム休息-睡眠
人体のメカニズム 完全に絶食した場合の血中における主要成分の濃度変化 完全に絶食した場合、血液中の濃度が大幅に高まっていくのはグルカゴン、遊離脂肪酸、β-ヒドロキシ酪酸、尿素窒素、尿酸などであり、逆に、濃度が低下していくのはビタミンB1、C、B6、葉酸などである。 2024.02.10 2024.07.02 人体のメカニズム栄養-栄養素