食と心 ~食べ方編~

食と心 ~食べ方編~

こんにちは♪高橋美保子です。いつもお読みいただきありがとうございます。

今年も皆さまが、さらに心も身体も健康で若返るための発信をしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

私は、心身ともに健康で生きていくにあたって、細胞の視点から見ても「食と心」がとても大事だと感じています。習慣だから食べる、のではなく、五感や命の循環を感じながら味わうと、それによって体も心も整い、「ゆるぎない安定感」が自分の内側から湧いてきます。

五感で「食べる」ということ。

消化管の中はまだ体の外であるこちらの記事にもありますが、私たちは普段、口から食べ物を食べて食事をした気になっていますが、口から肛門まで、続く1本の消化管(おおよそ9~10メートル)排泄されるまでの過程でも様々なドラマがあるのですね。

「食」という漢字は「人を良くする」と書きます。だとしたら、食による肥満や生活習慣病、やけ食い、摂食障害などは、なぜ起こるのでしょうか。そこには栄養的な問題だけではなく、心の問題も隠れています。

心の不安や空虚感を埋めるために、味わうことなく詰め込むように食べる「やけ食い」は、一時的に何かを得た気がしても、満足感は残らず、あとに残るのは罪悪感や虚しさです。

強い味や刺激を求める食べ方は、調味料の刺激だけが脳に記憶され、本来の素材の味では「足りない」「満たされない」と感じる感覚をつくってしまいます。

噛まずに飲み込む食べ方は、嗅覚・舌・歯の感覚といった五感がほとんど使われず、さらには、スマホやテレビを見ながらの「ながら食べ」は、意識が外に向いたまま食べ物を体に入れる行為であり、五感や身体感覚から最も遠い食べ方です。

これらに共通するのは、食べているのに、感じていないという状態。心と身体、そして食べる行為そのものが、分断されてしまった食べ方と言えるでしょう。

皆さんは「閾値(いきち)」という言葉をご存知でしょうか。生体の感覚や反応、興奮を起こさせるために必要な、最小の強度や刺激のことを指します。

・もうこれ以上食べたらお腹が痛くなる

・これ以上身体を冷やしたら風邪をひいてしまう

・これ以上無理をしたら倒れてしまう

こうした「閾値」の感覚は、健康を考える上でとても大切です。

しかし快適な現代生活の中で、感覚を眠らせ、五感を使うことなく、脳の刺激を追い求める食べ方を続けていると、この閾値も鈍っていく傾向にあると感じています。

でも、五感を取り戻し、心と身体がつながり、心身ともに満たされ、不感症から脱却することは「食べ方」を変えることで可能です。

栄養の知識ももちろん大切ですが、私は「頭で食べていないだろうか?」そんな問いを持つことも、とても大事だと思います。

そして、「いただきます」と「ごちそうさま」ができること。もっと簡単に言えば、最初のひと口目をどう食べるか、自分がどんな状態で食べているかによって、唾液や消化力の質も量も変わってくると思うんです。

どんなに高価で良質な食材かよりも大事なこと。

よく噛み、五感で味わうことー

私はこの食べ方をすることによって、少量でも満足感が得られるようになり、間食もなくなりました。体だけではなく日常生活においても、以前は自信もなく、人と比べては落ち込み、いつも漠然とした不安があり、心が休まらない状態だったのが、今では、揺るぎない安定感に変わりました。

五感を使って、深く味わうこと。食べたものを消化してくれる細胞さん、身体に感謝すること。命を頂くことに感謝をすることーそれこそが生きる喜びに繋がるのだと気付くきっかけになると思います。

年末からお正月にかけて、みんなで鍋料理を食べたり、蕎麦をすすり、お節をいただき、談笑しながら過ごしました。

我が家は、普段なかなか全員そろって食事をすることが少ないのですが、個食よりも、気の許せる誰かと食事をすることは、やはり良いものですね。

 
スポンサーリンク
執筆者
高橋美保子

stnv基礎医学研究室 研究員・ライター
ナチュラルビューティースタイリスト
細胞環境デザイン学・認定講師
アロマテラピー1級

stnv基礎医学研究室をフォローする
五感みぽりんの部屋
この記事をシェアする([コピー]はタイトルとURLのコピーになります)
stnv基礎医学研究室
タイトルとURLをコピーしました