最高のパフォーマンスを発揮する12の秘訣

最高のパフォーマンスを発揮する12の秘訣

 十人十色と申しますように、世の中には本当に色んな人がいらっしゃいます。だらしない人がいるかと思えば、凄く真面目で勤勉な人もいらっしゃいます。或いは、浅くしか考えられない人がいるかと思えば、一般的には到達できないほどの奥深くまで考えることの出来る人もいらっしゃいます。或いは、鈍感な人がいるかと思えば、何事にも敏感な人がいらっしゃいます。或いは、身勝手な人がいるかと思えば、誰に対しても凄く気配り出来る人がいらっしゃいます。これらは個性と呼べるものですから、その個性を活かせば良いわけです。
 このうち、真面目、勤勉、深く考える、敏感、気配りの出来る人の多くは、その特徴を活かして、他人には出来ないような優れた成果を生み出すことが出来ます。ただ、その裏返しとして、思考を上手くコントロールできないと、余分なことにまでエネルギーを使ってしまい、本領を発揮できない場合があります。更には、過剰な脳活動によって心身の不調を来してしまう場合もあります。
 そこで、そのような人たちに対して、脳の活動や精神状態を適切にコントロールし、本領を発揮してもらうための秘訣をまとめてみました。掲載した図(高画質PDFはこちら)の右上に書きましたように「特に、悩みの多い人、不安症の人、過敏症の人へ」ということになります。いわゆる〝鈍感力〟を養う方法でもありますし、過剰な精神的ストレスに押しつぶされて生じた精神疾患に対する治療法の一部分でもあります。逆に、対象から外れる人は、だらしない人、浅くしか考えない人、鈍感な人、身勝手な人です。

 図の左側には、青島幸男氏による詞を引用させていただきました。これにはメロディが付けられ、「だまって俺について来い」という歌になっています。ある程度の年配の方であればご存じの歌です。この詞によって救われる人は決して少なくないと思いましたので、掲載させていただきました。なお、元は植木等さんが歌っていましたが、その後に「こち亀」の主題歌として天童よしみさんが歌っていました。

 次に、当研究室による「最高のパフォーマンスを発揮する12の秘訣」を、図の右半分に掲げました。もう、そのまま書き連ねます。

[口癖シリーズ]
① 「まぁ、いっか」を口癖にする
② 「そのうち何とかなるだろう」を口癖にする
③ 「自分は自分、他人は他人」を口癖にする
④ 「今日はこれぐらいにしておいてやろう」を口癖にする

[行動シリーズ]
⑤ 明日でもよいことは、今日しようと思わない
⑥ 100点満点ではなく最高でも98点にとどめておく
⑦ 自分の目的外のことは考えない訓練をする
⑧ 気づいていても気づかないフリをする
⑨ 自分に対し「今日も一日お疲れ様」と声をかける

[気分転換シリーズ]
⑩ 自分が落ち着くアロマを見つけて吸い込む
⑪ サングラスをかけて異なった色の世界を見る
⑫ 何も気にせず好きなことに没頭する

 以上です。特に悩みの多い人、不安症の人、過敏症の人にとって、少しでもお役に立てば幸いです。

 
執筆者
清水隆文

( stnv基礎医学研究室,当サイトの keymaster )
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