日常的に摂るべきだと考えられるサプリメントの一覧

現代の平均的な食餌では補いきれないため、別途補給すべき栄養素や機能性成分

 今回は、日常的に摂るべきだと考えられるサプリメントをまとめて一覧表(高画質PDFはこちら)にしましたので、それを紹介いたします。
 因みに、表中に示した物質(栄養素や機能性成分)は、これまでにupした記事の中で紹介したものが殆どです。このブログを初めてから約200記事になったのですが、種々のジャンルがあるなかで、栄養素やファイトケミカルなどの機能性物質が登場する機会が多くありました。そして、その数も多くなりましたので、「結局、どれとどれが、どの程度大切なんですか?」という迷いのようなものが生じ始めている可能性も考えられました。そこで、このあたりで一覧表にしてまとめておく必要性を感じた次第です。

 なお、これまでに一覧表のような形式で紹介したものには次のようなものがありますので、それらとの整合性も、もちろん取っています。例えば、『優れた抗がん作用を示すファイトケミカルの一覧』、『抗老化(アンチエイジング)の方法』、『リスクを回避しながら断食(ファスティング)を行う方法』、『痩せるためにファスティングを行う場合の注意点と戦略』、などは、そのタイトルに示した目的のために選ぶべき栄養素や機能性成分を採り上げています。即ち、それぞれは特化したものになっていますので、併せてご活用いただければ幸いです。

 さて、今回の表ですが、表のタイトルとしては「現代の平均的な食餌では補いきれないため、別途補給すべき栄養素や機能性成分」というふうにしました。食餌の内容は個人差が極めて大きいと考えられるわけですが、例えば、見るからに「ヘルシー」な料理で、加工度の少ない農産物がたっぷり、海産物も適量入っていて、食品成分表にて計算をすれば、必要と考えられる栄養素がおおよそ網羅されているように見える料理を食べたとします。しかし、悲しいことに、高度に精製された塩や砂糖や油が用いられるのが普通であるため、昔であれば栄養素が揃っていたかも知れませんが、現代では無理なのです。更に、「美味しさ」を追及するため苦かったり辛かったり渋かったりするファイトケミカルは、当然のことのように生産者の方で育種によって取り除かれます。また、硬かったり食感が良くない繊維質も取り除かれます。いわば、多くの人は見た目にヘルシーに見える粕(カス)だけを食べていることが多いわけです。
 一方で、美味しくするためであったり、腐りにくくするためであったり、色をヘルシーにきれいに見せるためであったり、食感を良くするためであったりの目的で、店頭に並んでいる新鮮そうな野菜にまで、各種の添加物が振りかけられています。それがリン酸系のものであれば、自ずとカルシウム不足とマグネシウム不足が生じることになりますし、体は過剰なリンを排泄しようとするため、それに伴って他の微量元素もどんどんと排泄されていきます。
 一見、ヘルシーそうに見える食事をしている人であっても、これが現実となります。ましてや、栄養素のことなど考えずにファストフードやジャンクフードを主に食べている人の場合は、かなり多くの栄養素の欠乏と、特定物質の過剰が続いており、病気をして当然だと言えます。或いは、植物性食品に限定している人は、動物にしか含まれていない成分が不足することになりますので、これも不足分をサプリメントで補わない限り、問題のある食餌であると言えます。

 上記の幾つかのパターンを想定して、「現代の平均的な食餌では…」という設定にしています。そして、表中には「必要度」を10段階にて示しました。例えば、マグネシウムやDHA・EPAは「10」にしていますので、これはどのような優れた食事をしている人であっても必ず不足するものだから、それこそ〝サプリメントとして別途補給することが必須であるもの〟と捉えて頂ければ結構です。また、「8」以上は赤文字にして、「誰もがこれだけは摂るようにして欲しい」という願いを込めました。
 「7」以下は、もちろん摂るに越したことは無いけれども、日頃の食餌を工夫すれば何とかなりそうなものです。例えば、ケルセチンは「7」にしていますが、日頃から緑茶を飲み、タマネギ茶やドクダミ茶を飲み、多くの野菜類を食べているというのであれば、それらからおおよそ確保できていると考えられるものものです。
 或いは、CBDは「5」にしていますが、がんを患っているという場合には是非とも利用していただきたいですが、健康な人は、それをわざわざ買う必要は無い、ということを表そうとしました。そして、表の右側に「一口メモ」として書いたことは、それの必要性を判断してもらいやすくするための、ごく簡単な情報です。
 もっと詳しく知りたいという場合は、たいていの物質は既にブログの記事になっていますので、当ブログの検索窓に、例えば「CBD」と入れて検索していただければ、それを紹介した記事の一覧が表示されますので、そこから選んでお読みいただければ結構です。
 また、「Googleによるサイト内検索」の検索窓でも当ブログの記事検索が可能です。或いは、普通のGoogle検索窓にキーワードとして「CBD stnv」というように、目的のキーワードの後に「stnv」をスペースの後に入れて検索して頂いても、当ブログの記事が検索されてきます。他のキーワードでも、その後に「stnv」を付けて頂ければ、当ブログに記事がある場合は上位に挙がってくると思います。

 では、今回の表の中身をここに書いてしまうと、それだけでかなり長文になりますので、添付のPDF版をご覧ください。なお、ブログ記事にて詳細がまだ紹介できていない物質につきましては、今後において機会を見て書いていこうと思っています。いつも、ご利用ありがとうございます。

 
執筆者
清水隆文

( stnv基礎医学研究室,当サイトの keymaster )
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