ヒトの身体がどのように機能しているかを、構造・代謝・調整機構の視点から探るカテゴリです。
人体のメカニズム 骨に必要なのは硬さではなく、しなやかさと弾力
昨年の12月は、清水所長の「カルシウムシリーズ」がとてもわかりやすかったですね。本当に重要なテーマだと思うので、今回は私自身の体験談もお伝えしたいと思います。 私自身、まさに「牛乳神話」の犠牲者でした。子どもの頃から冷蔵庫には常に牛乳がありましたし、給食でも毎日飲んでいました。そ...
人体のメカニズム 正月4日間で体重が3.0kg 増えた場合に何が増えたのか?
最終結論としては、正月明けの体重3kg増加など、特に気にする必要は無いということである。それよりも、問題になるのは、慢性的な体脂肪率の過剰や過少、慢性的な栄養素の不足である。7大栄養素(タンパク質、脂質、糖質、ミネラル、ビタミン、食物繊維、ファイトケミカル)を、それぞれ適量摂り、一定の運動量を維持し、快活な精神状態を維持することが、健康維持にとって重要である。
人体のメカニズム 温泉に含まれる各種成分は皮膚のどこまで浸透するのか?
温泉に含まれる各種の成分を、全く浸透しない成分、角質層や表皮留まる成分、真皮にまで届く成分、毛細血管から吸収される成分などに分けて整理した。また、本文中では温泉のタイプを9種類に分け、それぞれの効能と、代表的な温泉を挙げた。
人体のメカニズム 細胞のコミュニケーション手段はこんなに沢山
細胞たちは、非常に多くの手段を用いて相互にコミュニケーションを取っている。従って、体の調子が良くないときは、何よりもまず細胞たちの声を聞くことを最優先しなければならない。或いは「リスクとベネフィット」という西洋医学でよく使われる考え方は禁物なのであり、全身の全ての細胞が心地良いと感じる環境を作ることによってはじめて、特定臓器に生じた病気も軽快に向かうことになるわけである。
遺伝-遺伝子 細胞は暴行を受けたことを近隣の細胞に知らせる
最も驚くべき細胞の能力は、自らが放射線を浴びなくても、近隣の細胞が浴びれば、自らも染色体異常、DNA損傷、突然変異などを誘発することである。即ち、襲ってくるかもしれない苦境を乗り越えるために、今以上の能力発揮を期待して変身を試みるのである。もちろん、その変身は、人間が「がん細胞」と呼ぶレベルにまでエスカレートすることもある。
人体のメカニズム 頭部にて検出できるバイオフォトンは脳活動に応じて変化する
脳内で放出されたバイオフォトンは、頭の外から計測することが可能である。そのバイオフォトンの強度は、体の活動状態によって変動する。脳内から頭の外までは種々の膜や頭蓋骨や頭皮があるが、バイオフォトンはそれらを透過して頭の外にまで達することになる。逆に、頭に当たった光は、脳に到達するまでに減衰してバイオフォトンのレベルの弱い光になり、ニューロンの活動に影響を与える可能性は大いにある。
人体のメカニズム 細胞はバイオフォトンをも使ってコミュニケーションを取っている
ヒトを含めた生物の体からは、その生物が生きている限りは、常に微弱な光が放射されている。肉眼で見えるほどの強度の光は〝波〟としての性質が強いが、微弱な光、特に光電子増倍管という特殊な装置でしか検出できない光は〝粒子〟の性質が強くなり、それは〝光子(フォトン;photon)〟として検出される。そして、生物から放射される光子は〝バイオフォトン(biophoton)〟と呼ばれている。
人体のメカニズム 体液のpHを一定に保つために尿のpHが変化する
どのようなものを飲食しても、普通に運動しても、体液(血液、リンパ液、体腔液)のpHは、狭い範囲内に調節・維持される。体液のpHを変動させないために最も頑張っているのは腎臓である。体液のpHが僅かに下がり始めると、腎臓は血液中に在る酸性の物質を拾い上げ、それを尿として排泄する。ただ、問題があるとすれば、大きく酸性側に傾いた(pHの低い)尿を通すことになる腎-尿路系へのダメージである。
人体のメカニズム ヒトの細胞の安全温度は42℃までである
80~90℃のお茶やコーヒーを飲むと、舌や、口腔内・咽頭・食道の表面を覆っている粘膜の上皮細胞は瞬時に死滅する。その結果、粘膜による防御機能が損なわれ、ウイルスや細菌に感染しやすくなる。また、化学物質やアレルゲンが侵入しやすくなる。更には、舌がん、咽頭がん、食道がんのリスクが高まる。
人体のメカニズム 女性ホルモンを増やすには筋トレが最も有効
体が要求していないのに勝手に体外から性ホルモンを補うと、弊害の方が大きくなる。従って、体が性ホルモンを必要とする状況を作ってやることが重要。骨格筋は男女共に、筋線維の修復、再生、肥大のためにエストロゲンも利用している。そのため、筋線維を壊すことによって、テストステロンだけでなくエストロゲンも必要とする状況になる。
人体のメカニズム 人生の半分以上は微量ホルモンにて生きるようになっている
性ホルモンというのは、生物学的には〝繁殖活動〟のための指令物質なのであり、そのような活動の時期を過ぎたならば速やかに減少させるべきものなのであり、実際にそうなっている。若い頃の体に戻ろうとして性ホルモンを体外から補充すると、体はそれを分解・排泄する仕組みも規模を縮小しているため、がん化など、害の方が多くなる。
人体のメカニズム 歌唱は人間を総合的に鍛え上げる
歌唱は、早歩き(時速6キロメートル)と同等以上の活動量になる。また、身体面だけでなく、精神面、教育面、社会面/感情面でも数々の恩恵をもたらしてくれる。施設などにおける音楽療法では、皆で歌うことによって認知機能の改善率が更に高まることが確認されている。
人体のメカニズム 呼吸を使い分けて運動パフォーマンスを高める
呼吸を使い分けて運動パフォーマンスを高めるには、素早い反応が要求される時は息を止める、最も強い筋力が必要なときは叫ぶ、叫べない状況の時は息を止めたままにする、正確な動きが必要な時はゆっくり息を吐く、ということが基本になります。
人体のメカニズム HSPが既に増えているときは温めないほうが良い
健康な時や、種々のストレスが少ない時は、意識的にHSPを増やすことで健康度が更に高まり、病気を予防できるが、何らかの病気や怪我を患っているときは、大抵の場合はHSPの量が既に増えているため、温熱によって人為的にHSPを更に増やすとHSPが過剰になり、炎症を亢進させる場合がある。
環境問題 歳と共に血圧が上がるのは当たり前ではない
ヤノマミ族(Yanomami)は、年齢が高まっても最高血圧が100mmHg前後、最低血圧が60mmHg前後のまま維持される。生活習慣病も皆無である。しかし、彼らの体には、違法に金採掘を行う業者が撒き散らした水銀によって体が蝕まれ、寿命は50歳前後になってしまっている。
生命-進化 ヒトは満月の数日前を待ち望んでいた
満月の数日前は、日没後の太陽光の減少を、月の光が上手く補ってくれる時期となる。昼行性の草食動物がねぐらに帰る前、薄明りで外敵を発見する能力が最も低下するこの時期と時間帯が、狩りのチャンスとなる。その影響を受け、ヒトは、満月になる数日前の入眠時刻が遅くなり、睡眠時間も最も短くなる。
人体のメカニズム 降圧剤の普及が入浴関連死を増やした
入浴に伴って血圧が変動するのは当たり前である。浴槽から立ち上がろうとする時に必要な血圧が得られないのは、薬で強引に抑えているからである。入浴関連死(家庭内溺死)の件数は、ある時期から急に増え始めた。その時期は、血圧を下げるための降圧剤を服用する人口が増え始めた時期と一致している。