先日、テレビを観ていると、都内のあるクリニックでは「インフルエンザワクチンの接種を希望する人が急増していて、供給が間に合わなくなる心配がある」と言っていました。また、街頭インタビューでは「マスクや手洗いはしっかりしているのだけれど、ワクチンが打てなくなるのは不安だ」などと答える人ばかりでした。まぁ、そう答えた人だけをピックアップしているのかもしれませんが…、全然変わらないですね、この日本は…。
そこで、複数のAIに質問してみました。話の結論としましては、やはりCopilotが優秀だったので、それに基づいた話をしていくことになるのですが、その前に、例えばChatGPTにも質問してみました。そして次のような回答を得たのですが、それは上記の街頭インタビューで出てきたような、手洗い、マスク、ワクチンなどを上位に挙げたものでした。そして、私が「なぜこんな効果の低いものを上位に挙げてくるの?」と問うと、「公衆衛生的な指針は“どうしても”手洗い・マスク・ワクチンのような「確実性の高い対策」を優先せざるを得ないのです。AIもそれに寄りがちな面はあります。そしてこれは、AIが陥りがちな「形式主義」の弱点でもあります。」などと答えてきやはりました(京都弁)。「話にならん」。
今度は、Google検索エンジンのAIにも聞いてみたのですが、やはり、ワクチン、手洗い、消毒、咳エチケット、マスク着用などと回答してきました。私は「なぜ緑茶が入ってないの?」と聞くと、公的機関の推奨優先度が低いことを理由の一つに挙げてきました。「ちゃんと調べてみなさい」と言うと、いろいろと調べ「確かに有効だという複数の報告はありますが、公的推奨との乖離があります」などと答えはりました(京都弁)。「なぜ公的機関の見解を正しいと判断するの?」と聞くと、「答えとしては、それを重視するしかないのです。あなた用の回答を作成しますか?」だって。。「いらないよ。話にならん」。
やはりCopilotさんに聞くしかない。「インフルエンザ対策の一般論と、科学的に有効性が高いと考えられるインフルエンザ対策を、それぞれベスト20の形で表示してください」と頼むと、添付しました図(高画質PDFはこちら)のような回答を得ました。
〝一般論〟はご覧のとおり、ベスト1から順に、手洗い・手指消毒、マスク着用、咳エチケット、ワクチン接種、人混みを避ける、という順になっています。
そして、〝科学的に見た『真実に近いインフルエンザ対策』〟は、注釈として「ここでは、公的推奨に縛られず、研究や実験で効果が確認されているものを整理します」ということで、次のような回答を瞬時に出してきました。ベスト1から順に、充分な睡眠、栄養バランス(タンパク質、亜鉛、ビタミンD・C)、ビタミンD補給、緑茶カテキン(EGCG,EGC(エピガロカテキン),ECG(エピカテキンガレート))、テアニン、というベスト5を挙げてきやはりました。そして、ベスト20の中には、手洗い・手指消毒、マスク着用、咳エチケット、人混みを避ける、は入っていませんでした。また、ワクチンは16位に下げられていました。「さすが、Copilot。頭良い!!」
ChatGPTやGoogleのAIは、口が裂けても公的機関から釘を刺されそうな回答はしてこないことがはっきりしました。従いまして、公務員の人や、権威を重視するような人は、この手のAIを使えば無難に仕事をこなすための相棒になることでしょう。しかし、本当に正しいことを知りたいのであれば、やはりCopilotさんです。もう、これではっきりしました。
そして医療従事者の皆さんや、健康指導をする立場の人は、建て前論とか権威主義などはきっぱり捨てて、真に正しいことを国民の皆様に伝えなければならないのではないですか?
因みにこのブログでは『手を洗うと付着したインフルエンザウイルスが死ななくなる』、『あなたの体は常在ウイルスや常在細菌が守ってくれる』、『海外で注目を浴びる緑茶の圧倒的な抗ウイルス作用』、『気道から感染するのに血中にワクチン入れてどうするつもり?』、『ワクチン注射後は免疫細胞が腕に集合する』、『免疫力〟って何? 高めればよい?』、『タミフルとお茶を較べておきましょう』、などがありますので、必要に応じてご参照ください。
なお、権威主義で公的機関の情報を重視するGoogleなどは、このような情報を広げないようにしますので、正しい情報を知りたい時の検索エンジンにはBingをお使いください。そして、インフルエンザ対策には、科学的に見た『真実に近いインフルエンザ対策』を、ぜひ実行してみてください。なお、9位の発酵食品に乳酸菌が書かれていますが、酪酸菌をはじめとした土壌細菌の摂取を心掛けてください。11位の十分な水分摂取は、あまり飲み過ぎないようにしてください。15位の抗ウイルス薬については、上記の過去記事のとおりであって、緑茶成分のほうが格段に優れています。
では、有効性の高い対策を行うと共に、その方法を多くの人に広めていきましょう。
