TVでは未だに報道が避けられる新型コロナ特効成分のEGCG

TVでは未だに報道が避けられる新型コロナ特効成分のEGCG

 今朝、テレビを見ていると、またまた新型コロナウイルス感染症が増えてきている、という旨の特集が報道されていました。新たな変異株〝KP.3〟だということで、感染力が強く、8月を中心に第11波を形成するであろうということでした。そして、どこかのクリニックの医師が取材に応じておられたのですが、既に患者が急増していて対応が間に合わないと言っておられました。
 併せて私は、その医師の言葉の端々に、感染予防や対策について全く学習できていないことに幻滅いたしました。そして、相変わらず今年の夏も、来年の夏も、同じことが繰り返されるのだろうなぁと思わせられました。
 特に何が学習できていないのかと言えば、もう、殆どのことです。例えば「過去に感染して抗体を持っている人や、ワクチンを打っている人でも感染する可能性がありますので要注意です」と述べられていたのですが、これは人々に誤解を与えるフレーズになります。何故なら、抗体が効き始めるのは、ウイルスに感染してウイルスに血中にまで入ってこられ、それに気づいたメモリーB細胞が担当の形質細胞に連絡し、その種類の形質細胞が増殖して、該当する抗体を作り始め、その抗体が血中にて有効量に達したときです。それまでには数日以上は掛かるわけですから、そこ頃にはウイルスは大いに増殖していて当然です。即ち、血中にどれだけ強力な抗体を準備できる体になっていたとしても、感染は避けられないに決まっているわけです。感染を避けたければ、先ずは粘膜における防御機能を高めなければ意味がありません。
 或いは、感染予防のためにはワクチンを打つことが一般的である、という誤情報を与えることにもなります。この一般的かつ非科学的な教えは、子どもから老人まで、おそらく国民の9割9分にまで浸透しているのではないでしょうか。逆に、その教えが間違っていることをご存じの方々の何割かは、私のブログを読んでくださっている方々でしょう。特に、コロナウイルスのように気道などの粘膜から感染するウイルスに対する現状ワクチンの非科学性は、先にupしています『気道から感染するのに血中にワクチン入れてどうするつもり?』に書いていますので、初めての方はご覧ください。

 或いは、「この変異株〝KP.3〟は、全ての感染予防対策を行っていても感染する可能性の高い、強い感染力を持っています」とも語られていました。その感染症対策とは、手洗い、うがい、マスク、人込みを避ける、などです。そんな感染症対策は、このウイルスに対しては何の役にも立ちませんし、むしろ逆に、感染しやすい体を作り上げてしまうことになるわけです。「何度も同じことを言わせないでください」と叫びたくなるような報道内容でしたが、これもワクチン・ビジネスや治療薬ビジネスにとってみれば、国民に殆ど意味の無い感染症対策を行わせておいて、「やはりワクチンや治療薬は大切なのですよ!」と思わせたいということなのでしょう。しかし、この暑い最中に、またマスクを強要されるのかと思うと、苦しいと共に残念で仕方ありません。

 Web上(ネット上)で関連するニュースを検索していると、新型コロナ用ワクチンは秋ごろには登場するようですが、定期接種は65歳以上の高齢者と、重い基礎疾患を持つ60~64歳の人が対象で、接種回数は1回となり、接種費用の一部は国が市町村に助成するため自己負担額は最大7,000円となるそうです。また、上記以外の人は「任意接種」で原則として全額自己負担となるため、およそ15,000円程度になる見込みだそうです。皆さま、間違っても、そんなものは絶対に打たないでください。
 また、新型コロナウイルス用の治療薬が、これまでの間に数種類が開発されましたが、5日分の価格が3割負担の場合で、あるものは約15,000円、あるものは28,000円だということでした。皆さま、間違っても、こんなものは絶対に飲まないでください。この後、もっとよく効いて、全身の健康度も向上する物質をご紹介しますので…。

 さて、その物質とはEGCG(エピガロカテキン-3-ガレート(エピガロカテキンガレート))です。この物質の抗ウイルス作用につきましては、先に『海外で注目を浴びる緑茶の圧倒的な抗ウイルス作用』にて紹介しましたが、今回は、新型コロナウイルスに特化した別の図を元に紹介するのと、サプリメントによるEGCGの補給を前提に紹介しようと思います。
 掲載した図(高画質PDFはこちら)の左上は、新型コロナウイルスが宿主の細胞(呼吸器粘膜細胞など)にくっ付き、細胞内に潜り込んで自己複製し、細胞外へと放出されるまでにおいて、EGCGが阻害する部分として3ヵ所が示されたものです。
 1つは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質と、それがくっ付く部分である細胞表面のACE2受容体との相互作用を、EGCGが阻害することです。この作用によって、ウイルスは粘膜細胞にくっ付くことが出来なくなりますので、ウイルスを吸い込んだとしても細胞内に潜り込まれることが無くなるわけです。要するに、感染しないということです。
 2つ目は、例え潜り込まれたとしても、作り出されたウイルスタンパク質をEGCGが使えなくしてしまうということです。具体的には次のようです。コロナウイルスは一本鎖RNAをゲノムとして有し、細胞に感染すると、メインタンパク質と、大きなサイズの前駆体タンパク質を作り出します。次に、メインタンパク質が大きなサイズの前駆体タンパク質を幾つかの小さなタンパク質へと切断し、それぞれがウイルスを構成する個々のタンパク質になります。そしてEGCGは、このメインタンパク質を阻害するということです。
 3つ目は、前駆体タンパク質から切り出されたタンパク質の一つであるRdRpをEGCGが阻害することです。このタンパク質はウイルスRNAを複製する役割を担っていますので、EGCGによって阻害されてしまえば、ウイルスは遺伝子であるRNAを複製することが困難になります。

 EGCGの作用はそれだけでなく、図の右下に示されているような多彩な機序によって、種々の障害を防ぎます。左上から時計回りに見ていくと、EGCGによる直接的な抗酸化作用と、Nrf2を誘導することによる酸化ストレスの抑制。Nrf2を介したACE2のダウンレギュレーション。肺線維症、血栓症、敗血症、小胞体ストレス、サイトカインストームなどの抑制です。また、上述したメインプロテアーゼの阻害は図の真下に描かれています。

 以上のような複数の機序によって、EGCGは新型コロナウイルスの感染を阻止し、もし感染したとしても増殖を阻止し、併せて生じるであろう様々な障害をも防いでくれます。このような夢のような特効成分を、なぜ広く知らしめないのかと言えば、ワクチンや医薬品で儲けるためです。タイトルに書きましたように、テレビなどでは口が裂けても「EGCGを摂りましょう」とは言いません。国やスポンサーの目があるからでしょう。人類とは、そのようにしてカネを得ることを最大の目標にして生きる生物なのだということです。
 緑茶を飲むことは、もちろん有効ですが、感染力が強いとされているKP.3株につきましては、高用量を摂れるサプリメントの利用も併せてお勧めします。ワクチンや治療薬よりも遥かに安く(90粒入りでも2千円以下)、様々な健康効果、例えば他のウイルスに対する抗ウイルス効果、種々のがんに対する抗がん効果、循環器系の各種疾患の予防、認知機能の低下予防、優れた抗酸化能による老化の抑制など、まさしく万能薬とも言える優れた効果を得ることができます。

 
執筆者
清水隆文

( stnv基礎医学研究室,当サイトの keymaster )
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